概要
鉄道において、列車の追い越しなどの際に「待避線が少な過ぎる」場合でも、それを緻密に目一杯活用することで、ダイヤグラムのポテンシャルを超えた運用をなしてしまう技術。
「迷列車で行こうシリーズ」の京浜急行電鉄の動画で紹介された事で、「変態待避」と呼ばれるようになった。ハマの赤いあんちくしょう。
名古屋の赤いあんちくしょうも、路線網の複雑さなどからこの手法が用いられていた。
主な事例
- 普通列車を2本同じホームに縦列停車させて優等列車を先に行かせる
- どう考えても待避の出来ない駅で逆方向の列車用のホームに普通列車を入れて優等列車を待たせる
- 急行が急行を待避する、普通(各停)が普通(各停)を待避する(※1)
- 通常ならば1・2本のところ、優等列車をもれなく3本以上待避する(※2)
- 2段階の緩急接続で到着は①普通②急行③特急、発車は①特急②急行③普通の順…なのだが、駅の待避線は1本だけ。急行は一旦駅から飛び出し本線に入ってから逆走、後ろ寄りに普通が止まっている副本線へ入り特急に道を空ける(古い事例)
関連動画
アクロバティック京急 Ep.1(ニコニコ動画)
脚注
関連タグ
京浜急行電鉄 ハマの赤いあんちくしょう 名古屋鉄道 逝っとけダイヤ KQクオリティ
Parade:平沢進の楽曲。「迷列車」BGMとして使用したのがきっかけで、「HENTAI待避のテーマ」として定着するようになる。