概要
『僕のヒーローアカデミア』の登場人物、巨悪の根源『オール・フォー・ワン』と初代『ワン・フォー・オール』こと与一の腐向けカップリング。
おそらくはヒロアカで最も歪で狂おしく、一方的な愛情が絡んだ禁断のカップリングである。
作品内容によっては近親相姦タグ、与一が妹の場合は女体化タグの追加が望ましい。
余談であるがA初で検索するとエヴァンゲリオン初号機(EVA初号機])も含まれて出てくる。なので、検索する際は既に投稿されているA初作品のタグを選択する方法をお勧めする。
内容
ヒロアカの物語の起因は「悪の魔王」を目指す兄の野望を阻止する弟の因縁の戦いから始まる。
人類初の"個性"持ちとして誕生した双子の兄弟。
兄は常軌を逸した独占欲と狂気を宿し、反対に弟は正義感が強く優しい気性だった。
容姿は全く似ておらず、兄が高身長で逞しい肉体を持つ偉丈夫に対し、弟は細身の美青年である。
胎児期から兄によって栄養を奪われた弟は産まれながらに小柄で脆弱で、兄の庇護(監視)下に置かれながら生きていた。
兄の独占欲が最も顕著なのが弟であり、唯一の肉親であったが故に支配欲と執着心が混ざり合う程の歪過ぎる愛情を注いだ。
夢の実現の為に嬉々として悪の道へ堕ちていく兄に反抗していた弟はついに幽閉(監禁)され、無理矢理「力をストックする」個性を与えられてしまう。
しかし、弟はAFO対抗勢力のリーダー・駆藤によって救出され、信頼できる仲間を得て脱出。奪い返そうとした兄は自分の元へ離れた弟への愛憎に蝕まれ、衝動的に自らの手で殺めてしまった。
(弟を奪った駆藤への憎悪は根強く、後に兄は彼に報復して近しい者達や血縁者を根絶やしにした)
この悲劇は『ワン・フォー・オール』の誕生となり、兄は弟の死によって彼の意識が個性の中で存在していると気づく…。そして、兄は弟の意識を手に入れるべく行動する。
AFOの歪んだ愛情
兄の愛する弟に対しての言動と行動はまんまDV彼氏である。
・兄に逆らうと弟は暴力を受ける(幼児時代のみ)。
・兄は弟が自分以外に視界に入れるのを許さない。
・兄は弟に相応しい個性を探した。
・兄は弟と共に生きたいから個性を与えた。
・兄が弟を幽閉(監禁)した扉には厳重な防御扉を使用していた。
・兄以外のものになるなら弟は〇す(ただし衝動的)。
・兄は弟の全てを自分のものにしたい。
とにかくAFOの与一への独占欲と執着心が異常。
ネタバレ注意
「弟の声がする」
「僕はお前を愛しているよ」
「僕のだ!僕を見ていろ!!」
「僕のものにならないなら…もう」
「お前が僕のものにならないのが悪い」
「僕のものになれ…弟よ」
「大好きだ!大好きなんだ!!お前がいないと僕はダメなんだ!」
大量の犠牲者を産み出し、ヒーローもヴィランも多くの命を散らした壮絶な戦争の真の実態は寂しがり屋な兄が、自立した弟を求めていただけだった。