概要
初登場は『ドラゴンクエストⅢ』。パーティー全員のHPを回復する効果がある。回復量や消費MPなどは作品によって異なるが、大体は「ベホイミ」を全体にかけると見ればいい。「ベホイミ」を4回かけるよりは消費MPは少ないが、HPが満タンなキャラがいようとMPは同じだけ減る。戦闘中以外で唱えることは出来るかどうかは作品次第であり、また馬車が登場する場合は戦闘中と移動中で馬車内部へ効果が及ぶかどうかも作品により詳細が違っている。
覚える順番は大抵、「ベホイミ」→「ベホマ」→「ベホマラー」。「ベホマ」と「ベホマラー」どちらを唱えるべきかは状況によって変わってくる。HPが満タンでも、たとえば強力な全体攻撃や呪文を唱える敵相手に対し保険で「ベホマラー」をかける戦法もある(この場合、唱えてこないと空回りになるが)。
これが使えるかどうかで、倒せるか倒せないかのラインが引けるボスキャラも多い。
ドラゴンクエストモンスターズシリーズでは
初期の作品では特定のモンスターが、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』以降は一部のスキル(全体回復など)を持たせたモンスターが覚えられる。作品が進むにつれて一概に「ベホマズン」の下位互換とは言えなくなり、モンスターによってはこっちで十分というパターンも見られる。
「かしこさ」の高低で回復量が変化すること、「ベホマズン」が全員を全回復ではなくなったこと、そして何より『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル』からの消費MP大増加等が重なった結果、「ベホマラー」の地位も上がった(特に『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』では「ベホマズン」の消費MPが180と「ベホマラー」の3倍という高燃費で、しかも「ベホマズン」を得るにはデメリット特性を持つ)。
関連タグ
同系統の回復呪文・特技・アイテム
けんじゃのいし…「ベホマラー」と同等の効果のあるアイテム。
ハッスルダンス…全体のHPを回復する特技。