概要
『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』の主人公。
騎士学校に通っており、騎士学校の校長の娘であるゼルダとは幼馴染。
ある日、騎士学校の昇級試験も兼ねている『鳥乗りの儀』にて無事優勝したリンクはゼルダとロフトバードに乗り空中散歩をしていた際に突然大きく真っ黒な竜巻が現れ、リンクは体制を持ち直すが、ゼルダはそのまま雲海を下り地上へと落下してしまった。
竜巻に巻き込まれた日の夜、騎士学校に運び込まれ目を覚ましたリンクは突如現れた謎の女性にスカイロフトの女神像の内部へと導かれる。
その場所は『剣の間』。代々騎士学校の校長でゼルダの父であるゲポラの血筋の者が守っていた場所でもあった。
その中央の台座に安置されている剣は女神の剣と呼ばれ、太古の時代女神が遺したとされる剣で、リンクはその剣を引き抜く。
そしてリンクを導いた謎の女性は、リンクに『ゼルダの命は失われていない』と告げる。
そして、その女神の剣は女神に選ばれた者にしか引き抜けないという。
その女性の名はファイといい、太古の女神が創った女神の剣の精霊であった。
剣を引き抜いたリンクを「マスター」と承認する。
ファイから授かった緑宝珠の石版を女神像にはめ込んだ事により雲海に張られていた女神の結界が解かれ、地上へと降り立つ道ができた。
ゼルダを探す為、何もない虚無の世界と信じられていた雲海の下、地上へと降り立ち、冒険へと足を踏み入れることとなる。
人物像
天空に浮かぶ島『スカイロフト』に住む、寝坊助でなんだかぼんやりしている青年。
寝坊癖があり、それを毎日ゼルダが起こしに行っているらしい。
スカイロフトの住人にはある年齢になると女神像の前で自分と対になるロフトバードを授かるのだが、リンクのロフトバードはなんと既に絶滅しているといわれていた紅族のロフトバードであった。
生まれ持った才覚とロフトバードの物珍しさ、そしてゼルダと幼馴染であり仲が良いということから同級生からも疎まれることもしばしば。
ガキ大将であるバドからはゼルダとの仲の良さに嫉妬され、様々な嫌がらせを受けることもあった。
中でも1番酷いもので、『鳥乗りの儀』ではロフトバードが必須となる行事があるのだが、リンクのロフトバードを人目のつかないところに閉じ込めるという蛮行も行われた。
関連イラスト
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※以下、『スカイウォードソード』終盤のネタバレを含むため、閲覧注意
本作『スカイウォードソード』は、ハイラルヒストリアによると『ゼルダの伝説』シリーズの時系列において「始まりの物語」とされている為、時系列において最初の勇者。
本作のリンクの魂を受け継ぐ者が、マスターソードそして勇気のトライフォースに選ばれる「勇者」となり、戦いに身を投じる宿命にある。