ゼルダ(スカイウォードソード)
ぜるだ
声:嶋村侑
天空に浮かぶ島「スカイロフト」で暮らす少女。
リンクの幼馴染でありバドからも好意を向けられている。シリーズでも珍しい姫ではないゼルダ。
バドの熱烈なアピールはスルーしており、ゼルダの方はリンクに好意を寄せているようだ。
騎士学校の校長ゲポラを父に持つ。
ある日、『鳥乗りの儀』にて優勝したリンクとロフトバードに乗り、空中散歩をしていたところに突然大きく真っ黒な竜巻に巻き込まれ、雲海を超え地上へと落下。地上で出会った謎の老婆から自身の大きな使命を告げられる。
(※物語の核心に触れるためネタバレ注意⚠️)
遥か遠い神話の時代、女神ハイリアは創世神であるディン、ネール、フロルがハイラルの地に遺した万能の力トライフォースを守護する役目を担っていた神であった。そして、ある時から魔の根源が地から這いだし、トライフォースの力を欲するが為地上の人々を大量虐殺し、残虐の限りを尽くした。ハイリアは世界を、人々を守るため大地に住む亜人たちと力を合わせ、死闘の末に魔の根源を封印した。そして、大地で生き残った人間たちを乗せたまま大地の一部を削り取り、魔の手の届かない遥か遠い天空へ打ち上げた。それが後のスカイロフトである。しかし女神の術でも完全には封印はできず既に力を使い果たし、大きな傷を負ってしまった。
そこで封印を安定させるため、ハイリアは2つの策を講じた。
1つ目は、女神の剣を創り、その剣に選ばれた者を導く存在、精霊ファイを創造すること。
2つ目は、トライフォースを使う為トライフォースを扱える人間に転生すること。
本作のゼルダの正体、それは女神ハイリアが人間に転生した姿であった。
ゼルダが行く先々の神殿を巡っていたのは自身の前世である女神ハイリアの記憶を取り戻すため、各地で祈りを捧げていた。
紆余曲折はあったものの無事リンクが魔の根源である終焉の者を破り、その残留思念をマスターソードへ封印。
だが、その際終焉の者が『自分の怨念は朽ちることはなく、勇者の魂と女神の血筋は輪廻の輪を描いて巡り巡り、戦いは永劫に繰り返される』という呪いを吐いた。
転生したことで女神としての大半の力は失ったが、悪しき者との運命はついてまわるようだ。
その後、ゼルダは地上でトライフォースを守りながら生きていくことを決心する。
このゼルダの子孫が後のハイラル王国を建国し、後の時系列にも登場する『ハイラル王家』の祖となる。それ故にハイラル王家の姫君には代々特別な力が宿っていると言われている。
神の血は受け継がれ、ゼルダは『伝説』となった。