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近畿霊務局の編集履歴

2024-10-20 00:39:50 バージョン

近畿霊務局

きんきれいむきょく

霧笛ノト氏による和風ホラーTPS

概要

『近畿霊務局 - Kinki Spiritual Affairs Bureau』とは、霧笛ノト氏による和風ホラーTPSである。

2024年10月4日にSteamで発売された。


幽霊に思いっきりやり返せるホラーゲーム」をテーマに、女子高生の(コスプレをした)主人公を操り襲い掛かる幽霊たちを物理的に除霊していく。


ホラーのお約束やネットミームなどを踏まえたギャグアクションゲームではあるが、ストーリーが進むごとに明らかになっていく世界観、大量の犠牲者が出るシリアス展開、シュールギャグと小粋なセリフ回しを挟みつつ国家ぐるみの陰謀に立ち向かっていくハードボイルドな主人公など、タイトルから想像もつかない方向に話が進んでいく。



ストーリー

除霊が行政によって行われる、平行世界の日本。

霊務省 近畿霊務局に属する公認除霊師、白石瑞希(27)は、

突如としてインターネットから存在が消えた自治体、奈良県賽河村を調査しに訪れた。

村内に住民は一人もおらず、自然発生にしては数が多すぎる違法幽霊と遭遇する。

電力・電話・インターネットはいずれも遮断されており、

何者かが巨大な結界で賽河村を封鎖しているのを見抜いた白石は、

除霊課長の小日向と後輩の丸岡から無線で助言を受けつつ、

悪霊の巣窟と化した賽河村の謎を追う。


悪霊

近畿霊務局。

本作の敵。

霊務局からは違法幽霊と呼ばれる。基本髪の長い女性型だが、これは初期アバターらしく死んだ人間はこの姿の幽霊に変化する。当然のように日常的な会話をする個体や、幽霊になってからもブラックな業務に愚痴る個体もいる。

  • 違法幽霊:髪の長い一般の雑魚幽霊。数が多く本作ではさまざまなバリエーションが登場する。
    • 自爆霊:文字通り体に爆弾をくくり付けており、至近距離で爆発すると一発アウト。
    • 武装幽霊:武器を装備した幽霊。戦力的には一般的な兵士に劣らないらしい。死体なのに負傷した悪霊に蘇生措置を行ったり、倒れている悪霊を見て「幽霊が死んでいるぞ」と警戒したり、敵を発見できずにしばらく経つと警戒を解除したりと、本作の悪霊たちの中でも極めてツッコミどころが多い
  • サタコ

貞子みたいな幽霊。

ホラー映画よろしくテレビから這いずり出てくる… と思いきやダッシュで殴り掛かる。その大きさもテレビの画面に比例するようで、巨大スクリーンからはメガサタコが登場する。

カヨコという霊と知り合い。

女子トイレの3番目の個室をノックすると出てくる、訳ではなく2番目の個室扉を蹴破って登場する

曰く、最近の子はテンプレートでは驚かないらしい。

全国各地の花子さんが集まっており黒いランドセルを背負っているが、オリジナルは赤いランドセルを背負っている。またオリジナルは違法幽霊の顔役的な存在らしく、以前からサタコやカヨコとSlackで繋がっていたらしい。

  • スケバン幽霊

釘バットを振り回す幽霊、武装もする。


主な登場人物

  • 白石 瑞希(しらいし みずき)

白石瑞希さん

主人公。セーラー服を着た20代後半の女性。

ゲーム発売前のfanboxで公開されていたプロフィールでは26歳だが、発売後の公式ストーリーでは27歳になっている。

肩書は「霊務省 近畿霊務局 霊事部 除霊一課 一級除霊師」

心霊現象を行政として扱う霊務省の職員で、廃校や空き家を不法占拠する幽霊を強制的に除霊するのが主な業務。

幽霊に効果のある対霊銃の扱いに長け、場合によっては徒手格闘で幽霊を蹴散らす戦闘力の持ち主。過酷な経験をしてきたせいか、どこか脱力的でやさぐれており、幽霊にも一切動じないどころか、逆に幽霊が怖気づいている状態ですら容赦がない。ついでに同僚でも敵対したら平気で撃つ。

女子高生のふりをしているのは幽霊をおびき寄せるための擬態だが、同僚からも異常な行為として受け取られている。本人談でセーラー服自体は学生時に着ていた当時品とのこと(背が伸びなかったのでそのまま着用できた)。

作中のセリフによれば「台湾以降シャバに馴染めなかった元自の2水機1中隊」とのことで、元は陸上自衛隊の第2水陸機動連隊の所属で台湾有事らしき紛争を経験している(正規リリース版ではミャンマーのPKOに変更された)ことが示唆されている。


  • 小日向 智樹(こひなた ともき)

白石の直属の上司で、肩書は「霊務省 近畿霊務局 霊事部 除霊一課長」

上空の無人飛行機(ドローン)で白石を監視しつつ無線で指令を出す。

白石とは互いに皮肉を言い合うほど気心の知れた間柄。

除霊案件の処理に手段を選ばない白石の事後処理に毎回追われているらしい。


  • 丸岡 詩織(まるおか しおり)

白石の大学時代からの後輩で、着ているパーカーには「近畿霊務局 鑑識課」と大きく描かれている。

心霊現象を科学的に解析する心霊科学のエキスパート。

小日向の部下として白石をサポートする。


  • 紫藤 暁彦(しどう あつひこ)

「霊務省 除霊総括審議官」

白石や小日向の上司にあたり、裏で賽河神社の秘匿技術を応用した「フナト計画」を進めている。

孫がおり、霊務局にも一緒に写った写真を飾っている。


  • 賽川 絢音(さいかわ あやね)

賽河村の賽河神社を代々守る賽川家の跡継ぎ娘。

神務庁所属の主任巫女でもあり、下級巫女「神社警務隊」を従える。

上京して大学に通うことを希望していることから白石とは異なり、本物のJK(16~18歳)と思われる。

神務庁は宗教組織から除霊行為を取り上げようとする霊務省とは対立関係にある。


  • 賽河神社警務隊

武装した下級巫女さん。

この世界の神社は神務庁の管轄下にあるが、現場で働く巫女は現地採用のJC。同一の恰好(下記)と集団生活と除霊戦闘に耐えられる女の子なら採用される。全員オカッパに同じ顔や巫女衣装・装備をしているが、化粧などで意図的に合わせたものであり、悪霊に個人特定されるの避けるための対策である。

賽河神社の場合は賽河村の過疎化により、全員が隣の下滝町の出身。そのため全員関西弁で話す。時給は1300円、食事付き住み込み可。車輛運転もできるが、飲酒喫煙など素行の悪いところもある。窃盗や売春に比べればましとの判断か、家庭に問題のある少女のセーフティネットとしても機能している。休暇の日は奈良市のラウ〇ンに出かけているらしい。


白石の賽河神社到着時点で菊川、大崎、板倉、橋爪、柴山、西岡の6人が生存。過去回想では栗原、七瀬、伊藤(班長)、川嶋(班長)、長岡、筒井、葛西、鈴木、菅原、飯島、池上が奮戦。白石が神社警務隊と初遭遇したときには坂井、木塚、前川の3人が登場している。


東京都内の神務庁にも武装した巫女さんがおり、そちらは黒髪のロングで統一されている。


関連動画


関連項目

CoD…作者がかなり影響を受けていると思われる作品で、パロディと思われるシーンが登場する。コレっぽい武装も出て来る。


外部リンク

Steamの販売ページ

霧笛ノト氏のpixivFANBOX

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