仲間がいる゙よ!!!!
なかまがいるよ
経緯
頂上戦争で兄であるエースを喪い、己の無力を思い知ったことで失意のどん底に陥ったルフィ。自暴自棄になって暴れるがそこをジンベエによって止められる。ルフィは「お前に何が分かるんだ…!」と彼を遠ざけようとする。しかし、ジンベエは
「今は辛かろうがルフィ、それらを押し殺せ!
失った物ばかり数えるな! 無いものは無い!
確認せい!お前にまだ残っておるものは何じゃ!」
とルフィに問いかける。そこでルフィは涙を流しながら指折り数えて、苦楽を共にしてきたかけがえない大好きな仲間達との思い出を追想し、
「仲間がいる゙よ!!!!俺には仲間がいる!!アイツらに゛会いてェよォオ!!!!」
と告げるのであった。
その後
ルフィはそのまま「ゾロォ!! ナミ!!! ウソップ!! サンジィ!! チョッパー!! ロビン!! フランキー!! ブルック!!!」とそれぞれの名前を呼んで再開する約束を口に出す。
ジンベエはそんな様子にエースが言っていた「あいつにはもう…頼もしい仲間達がいた」という言葉を思い出して笑みを浮かべるのであった。
尊敬していた兄はもういない、だからこそ二度と大切な人を失いたくないから、遠くに行って欲しくないから強くなるしかない。仲間達の存在を再認識したルフィは元ロジャー海賊団である冥王レイリーの指導のもと、しばらくの間「麦わらのルフィ」としての活動は休業、2年間の修行を積み、新世界への一歩を、そして仲間達との再会への道を踏み始めた。
余談
- ジンベエ
前述したようにジンベエはルフィの仲間たちのことをエースから聞いており「お前にまだ残っておるものは何じゃ!!!」という問いかけの前にもそのことを思い返しているため、最初から「仲間がいる゙よ!!!!」という言葉を引き出すつもりであったと思われる。
その後しばらくした後ジンベエ自身も麦わらの一味に加わることとなった。
- ミーム
この台詞は見開きで仲間を思い返す形で出てきており、場面としての印象がとても強い。そのためミームとしても広く認知されている。
台詞そのものを変えることは少ないがルフィの仲間がお馴染みの麦わらの一味のメンバーでなかったり別作品にこのミームを合わせたりなどのパロがある。