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キハ35系の編集履歴

2012-11-22 22:16:29 バージョン

キハ35系

きはさんじゅうごけい

国鉄が設計・新製した通勤形気動車。

正式に定められた系列ではなく、同一設計に基づく形式の便宜的総称である。


関西本線などの通勤輸送用として投入された3扉ロングシート車。車体強度の関係から採用された外吊り扉と切妻形の前面が特徴である。

投入された路線が電化されるとローカル線に転用されたが、ラッシュ時に合わせた3扉ロングシートというアコモデーションはローカル線には合わず、乗客の評判は良くなかった。

また外吊り扉のため、冬季は隙間風が多くこの点でも不評を買っていた。


2010年現在、JR東日本久留里線にキハ30形が3両、関東鉄道に譲渡されたキハ300形グループが14両それぞれ現役で運用されている。

しかし、関東鉄道では2011年9月に元キハ35形のキハ350形が運用から退き、またJR東日本に残った3両も2012年秋にキハE130系が久留里線に投入されて置き換えられる事となり、同年11月30日にラストランが行われる予定である。


主な形式

キハ35

ベース形式。トイレ付き片運転台車。

寒地(新潟地区)向けの500番台、国鉄初のオールステンレス車両となった900番台といったバリエーションがある。


キハ36

トイレなし片運転台車。トイレなし車は後述のキハ30を製造する事となったために早々に製造は打ち切られ、寒地向け仕様などは存在せず、また本形式のみJRに継承されることなく全廃となったが、一部は国鉄清算事業団経由で関東鉄道に譲渡され、キハ35からトイレを撤去したキハ350形に編入されて運用された。


キハ30

トイレなし両運転台車。2012年現在、JRで唯一稼動車が久留里線に3両現存しているが、2012年11月30日にラストランを行い全廃となることが決定した。また会津鉄道ではトロッコ気動車AT-300形に改造された車輌が存在したが、老朽化により廃車となった。


関連タグ

キハ20系 キハ30 キハ35

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