ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
編集者:texirivers
編集内容:まとめに該当する箇所を短縮
センシティブな作品

概要

光闇属性。闇属性以外のランク2の魔法の全体化と『レインボーダスト』が使える。専用技は『ダンシングロッド』。クラスチェンジに必要なのは『秘伝の書』。

アークメイジという呼称としてはファンタジー作品でよく見かけるジョブで、本クラスもそれに準じている。

聖剣伝説VISIONSofMANAのクラスについてはパルミナ(VOM)を参照。

容姿

安定のレオタード姿だが、外套がドレス風のグランデヴィナと異なりコート+コルセットという形、配色も青ベース。グランデヴィナのミエインのドレスに対し、これがエレモスのコートであると考えられる。

原作版での性能

 中級魔法の『エクスプロード』『メガスプラッシュ』『サンダーストーム』『アースクエイク』『セイントビーム』の全体化に加え、秘伝に相当する『レインボーダスト』を習得。ぶっちゃけグランデヴィナとほぼ一緒。比較すると知性が僅かに低く精神が僅かに高いため、カウンター回避のために更に緻密な火力計算が必要。

 

秘伝『レインボーダスト』

 精霊を同時に喚び出しての全体無属性ダメージ。『ダブルスペル』よりは基礎攻撃力は高いが知性の差で「消費MPが1多いのにダメージは僅かながら少ない」という悲しき魔法。

必殺技『ダンシングロッド』

 杖をふわふわと操り、ターゲットに連続打突させる技。魔法というより念動力

総評とパーティ編成

 強力なカウンター行動を発動させず魔法で倒し切るなどの工夫が必要になってしまい事前知識が必要と言わざるを得ない。知性が僅かに低いためにグランデヴィナより運用は難しめ。

 一応グランデヴィナより精神が僅かに高いためセージの『ホーリーボール』とアークメイジの『セイントビーム』ならプチドラゾンビを確実に倒せるといった細かい優越性はある。

 が、結局のところメイガスを用いたり沈黙を付与した方がプレイ面は楽できる。

リメイク版での性能

 カウンター廃止に加え、新設された育成ポイントシステムでも実戦的なアビリティに恵まれ非常に強力なクラスになった。高火力で小回りが利くため、原作と違いパーティ編成に関わらず活躍できる。アークメイジはボス戦、特にノーフューチャーのボス戦に強いクラスデザインになっている。

各種魔法について

 システム変更でエフェクトの戦闘フリーズ廃止・必中攻撃も(忍術と敵ボスの青ゲージ技を除いて)廃止され、各属性の全体中級魔法や大魔法はターゲットを中心に広めの円範囲を攻撃するものに変更されている。

 中級広範囲魔法(『エクスプロード+』など)については詠唱が短く消費MPの兼ね合いから連射も可能で、属性撃ち分けも相まって光クラス3の火力の中核を成す攻撃手段になっている。

 ちなみに紅蓮の魔導師の『アースクエイク』や堕ちた聖者の『セイントビーム』など、下級魔法含めてボスの中には同じ魔法でも攻撃範囲が大きく異なる魔法が割と多い点は注意。

『セイントビーム+』

 光アンジェラの主砲。他の4属性より少し消費MPは重いが、知性依存になり基礎攻撃力も高い。一発5Hitだが広範囲・短詠唱・短フレームでMP節約アビリティも手伝って非常に高性能。後半には弱点とする敵が多いことも強みである。

 エフェクトは原作準拠ながら一瞬で5条の光が敵に降り注ぐ演出になった。天罰っぽい見た目と一部からゲームバランス崩壊級とまで評する声まである高性能さから、妙な凄味がある。

秘伝『レインボーダスト』

 消費MP・詠唱・エフェクトの長さいずれも重く使い勝手が今ひとつだが、威力のある無属性10Hit魔法となっている。『ダブルスペル』より消費MPと基礎攻撃力がちょっぴり上なのは原作に忠実、ただしHit数は2.5倍と結構差がある。ちなみにどちらも精霊合体魔法でエフェクトもそれらしく各精霊の演出のMixだが、こちらは虹色の光の柱が出るもので『ダブルスペル』より演出はスッキリしている。

必殺技『ダンシングロッド』

「遊んであげなさい♪」

 で少しタメが入り

「そこっ!」

 で、杖をターゲットに放ちテレキネシスの要領でボコスカ殴り

「ほらほら、しっかりして?」

 煽りつつシバき続け

「はい、お終いっ」

 でフィニッシュという、単体のみ対象の7Hit約10秒拘束のロック技。

 アンジェラの手の動きに合わせて杖がしなやかに動くため動けない敵に対する鞭打の様な絵面で、セリフとコスチュームも相まって別の種類の女王みたいになってしまっている。いや、アンジェラはまだ王女だが…。

代表的なアビリティ

専用アビリティ『デスパレート』

 アンジェラのHPが10%以下の状態から回復させた際にMPを40%も回復する、ノーフューチャーのボス戦専用に近い性能のアビリティ。

 というのもアンジェラが戦闘不能になると効果が得られず狙ってHPを10%だけ残すことは至難であるため普通は活用仕切れない。原作同様「魔法のくるみ」が簡単に手に入るため雑魚戦なら道中でMP補充可能なこと、ノーフューチャー以外だと『漆黒の力』『イグニッション』などMP消費をカバーするリンクアビリティが潤沢といった面からも影が薄い。しかしノーフューチャーなら『聖剣の導き』でAI操作キャラはHPを1残して事実上不死身と化すため『デスパレート』発動は極めて容易となる。火力お化けだが打たれ弱いリメイク版アンジェラが不死身で稼働する時点でかなり反則なのだが、ここにケヴィンモンクのリンクアビリティ『ダメージヒール』を併用すると被ダメージ時に10%の確率ながらHP10%回復するため、被弾を繰り返すだけでMPを補給できる事実上の永久機関すら実現できてしまう。

『裁定者』

 ボスに与ダメージ+20%という、他にリスク・コストが無いアビリティとしては破格の性能を持つ。リンクアビリティなので周回で引き継げるのもありがたい。

『エレメントコンボII』

 同じ属性の魔法を連続で使う度に威力が+10%となるアビリティで、Max30%。高性能だがAIに任せると複数の属性に弱点があるボスにランダムに撃ち分けてしまい機能しないのがたまにキズ。リングコマンドでプレイヤー自ら操作が必要があるバトルはちょっと大変。

『特技MPセーブII』

 バトル中の消費MPを40%も減らすもので、ソーサレスの『特技MPセーブ』併用なら70%も減らせる。リンクアビリティなのも有り難く、他キャラでも周回でも活きる。

『クリティカルアップII』

 原作で機能しなかったクリティカルだが、打撃だけでなく魔法や必殺技も含め1Hitあたり5%の確率・ダメージ倍率120%で生じる仕様に改められた。そのクリティカル率が25%上昇する(つまり30%のクリティカル率)アビリティで、アビリティ1枠単独のダメージ期待値なら+5%の上昇に相当する。

 実際にはクリティカルが『リミットブレイクII』やマインドアップ付与などの火力強化と相乗的にダメージが増すため、アビリティ1枠で考えればマジシャンの『リミットブレイク』の魔法攻撃力+5%より少しだけ上回るダメージ期待値となる。リンクアビリティを含めるとクリティカルのダメージ倍率を30%上昇させる闇デュランの『一閃』と組み合わせれば、相乗効果で+14%のダメージ期待値になる。

 また、1詠唱で5回クリティカル判定されるセイントビームとクリティカル発生時に一定率でステータスダウン付与するリンクアビリティ『マジックブレイク』・『プロテクトブレイク』系・『パワーブレイク』系と相性が非常に良く、『クリティカルアップII』はこの付与率を格段に上げてくれる。例えば『マジックブレイク』なら『セイントビーム+』1回分でマインドダウン効果を7.3%の確率で付与だが、『クリティカルアップII』併用なら37.6%にまで上昇、魔法を連発するならバステを常時維持できる水準になる。

 周回なら『マジックブレイク』・『プロテクトブレイク』系はほぼ常備なので、本来「敵に直接的ダメージを与えるしか能のないアンジェラ」だが、デバッファーという役割まで担うことを可能にするアビリティである。

総評とパーティ編成

 自前で十二分な火力を有し、闇クラスと異なり「アクション面」「属性」「カスタマイズ性」も身軽かつ多技能で、単独で完成形なクラスデザインになった。

 弱点は原作同様に耐久力で、AIの回避がポンコツなため原則マニュアル操作しないとすぐ倒れる。また魔法では殆ど削れない青ゲージ技が意外な鬼門で、複数のギミックターゲットが出現の際に纏めて破壊する必殺技が無いことも欠点と言えば欠点。

 基本的に誰と組ませても問題無いが、攻撃に専念するなら『挑発』持ちかつ頑丈なデュランとの相性は(別な意味でも)抜群。光なら回復やサポート系アビリティ、闇ならリンク『半減特効』・『弱点特効オール』系・リンク『一閃』など、制作陣が意図したか不明だが非常に相性の良いアビリティが並ぶ。末永く『エクスプロード+』しろ

 周回だと『プロテクトブレイク』系・『マジックブレイク』は常にパーティが保有する状況に等しいため、『マインドアップ』が使える光リースも良いだろう。

 一方でマニュアルでないと火力を発揮しきれないケヴィンだと共存が難しい。というか火力過多

関連記事

親記事

編集者:texirivers
編集内容:まとめに該当する箇所を短縮