ソーサレス(聖剣伝説3)
そーされす
アンジェラの光クラス2。初級魔法が全体化(原作)/広域(リメイク)できる他に単体/狭域のエクスプロード・メガスプラッシュ・サンダーストーム・アースクエイク・セイントビームといった5つの中級魔法を習得する。中級魔法はダークフォースしか習得出来ない闇クラス2デルヴァーより小回りは利くが、知性の伸びが劣るため同じ魔法だと火力で劣るというバランスになっている。
クラス2の必殺技は投げキッスからダメージが入る謎の技「ピンクタイフーン」。ピンク・レディーの楽曲との関連は不明。後発の同メーカータイトルドラゴンクエストソードのゴスロリ僧侶セティアの合体必殺剣ピンクタイフーンとの関連も不明。
薄着な赤レオタードだったマジシャンから、赤レオタードの上に白い腰回りヴェールを連ねたドレスコルセットらしきを重ねた衣装。現実にはまず目にしないレオタードドレス姿だが、アルテナ兵からしてあの格好なので気にしてはいけないのかもしれない。相変わらず寒そう(byシャルロット)。
多彩な属性魔法攻撃が強みだが、敵のカウンター行動を誘発しやすい。カウンターの発動条件が敵によって違ったりした上に発売当時はインターネット普及前の時代でもあり、魔法は今ひとつ評価されにくかった。高い知性を活かせば一部の雑魚敵を全体化初期魔法やコインで簡単に倒せるため、実はレベリングに向いている。
必殺技ピンクタイフーン
投げキッスから敵にハートのエフェクトが出る単体技で、どことなくクロノトリガーの色仕掛けに似ているものの、単なるダメージ技で魅了やアイテム獲得効果はない。本作で同じくハートのエフェクトを持つカーミラのうっふんプリプリとも効果の面では共通点に乏しい。
カウンターシステム廃止に伴い使い勝手が大きく改善した。ただし育成ポイントシステム実装により各属性の魔法を全て揃えようとすると適正レベルでは育成ポイントが全く足りず、適宜ポイントリセットを活用したいところ。
アビリティは当然ながら魔法をサポートするものが並ぶが、闇クラスと異なり『特技MPセーブ』があるため初周でも気軽に撃っていける。ちなみに周回などで『漆黒の力』があれば専用アビリティ『マジックバースト(MP100%時に限り魔法ダメージ15%アップ)』が常時発動になり、割と反則級の戦力となる。
必殺技:ピンクタイフーン
「避けちゃダメよ…」
「チュッ♡」
「良い子ね♪」
剣と魔法のファンタジー世界でも投げキスで攻撃するのは違和感が凄かったが、3D化でいよいよ魔法少女染みた技になった。キュアソーサラーとかだろうか…。一方でボイスは上記の通りアダルティ。ファンタジー世界でセクシーな衣装&ボイスから放たれる謎のハート攻撃…ツッコんだら負けかもしれない。
ちなみにリメイクに際して魔法攻撃力も必殺技に反映されるため普通に強力な攻撃となっただけでなく、6秒間ほど敵を拘束してくれるロック性能がある技でボス戦にて重宝する。発動から命中まで若干遅いが、2Hitのうち後の1Hitは周囲の敵にも効果が及び、アンジェラの悪ふざけみたいなエフェクトに反して割と高性能な技である。
ちなみにうっふんプリプリとは原作でも演出の流用があったが、リメイク版ではハートが飛ぶ軌道など原作以上に似た演出となった。効果は別物。