「主要な」「偉大な」などを意味するアーク(arch)と、魔法使いを意味するメイジ(mage)を組み合わせた言葉。一部では(英語の発音に近い)アーチメイジとされることも。
ファンタジー作品において、メイジという職業の階級、もしくはエネミー(広義の魔物)の一種として登場することが多い。
聖剣伝説3
ARPG『聖剣伝説3』のアンジェラのクラス3のクラスの一つ。
光闇属性。
闇属性以外のランク2の魔法の全体化と『レインボーダスト』が使える。
専用技は『ダンシングロッド』。クラスチェンジに必要なのは『秘伝の書』。
wizardry
魔術師系モンスター。シナリオ#1以来、多くのタイトルに出現。
シナリオ#2以降は最高位階の呪文も習得しており気が抜けない。
シナリオ#1では、名前と見た目はアークメイジなのに低位階の呪文しか使えない偽者がうろついていたりもする。
FC版Ⅰではレベル1メイジ、レベル5メイジ、レベル7メイジ、レベル10メイジ、ハイウィザードとアーチメイジが同一原画の色違いで表現されており、このうちアーチメイジのみ肌の色が青色となっている。
外伝等の一部作品ではアークウィザードやアークビショップが出現することもある。
ドラゴンクエスト
DQ3におけるまほうつかい系統のモンスターとして、紫色の衣装を纏ったアークマージが出現する。エビルマージの項目も参照。
倒すと『さざなみのつえ』をドロップすることがあり(確率1/128)、FC版ではコレが唯一の入手手段となっているレアアイテム(使用でマホカンタの効果があるが、武器としての性能はイマイチ)。
ただしアークマージは物理防御と呪文耐性に秀でており、攻撃手段としてイオナズンに吹雪のブレス、さらにDQ3では唯一ザオリクの使い手であり、(アイテムをドロップさせるための必須条件として)アークマージを最後に倒すのはかなり難しくなっている。
特にアークマージが複数で出現した場合などは、倒す→蘇生→倒す→蘇生…のループ状態に陥ることもしばしば(データ上MPは有限なので、無限ループにはならない)。
…なのだが、全域に呪文封じの結界が張られているラダトーム北の洞窟(後にロトの洞窟と呼ばれる)にもなぜかアークマージが出現する。この結界は勇者側にも魔物側にも働くので、呪文がメインのアークマージ(とサタンパピー)は極端に弱体化してしまう。
結界を維持するための要員として配置されているのか、はたまた何かの懲罰で左遷されてきたのか(メタな話、結界の存在と性質をプレイヤーに理解させるために、あえて呪文メインの魔物を配置したという線が濃厚)?