概要
ギャングスタショックとは、「ヘタリア World☆Stars」の新シリーズである「ヘタリア World☆Stars Gangsta」(通称はヘタリアギャングスタ)に関連する作品につけられるタグである。
2024年2月8日より連載が開始されたが、ギャングパロのイラスト自体は2023年12月に幕張メッセで開催されたジャンプフェスタにて色紙が展示されていた(が、一部のキャラクターは色紙の時とは外見設定が異なっている)。
また、原作者公式X(旧Twitter)には本編には登場していないキャラのデザイン画と設定や、本編登場済みのキャラのデザイン画などが掲載されているので本編と合わせてチェックすると良い。
pixivではギャングスタタグがよく使用されるが、そちらは別作品のタグとして使われているため使用を推奨しない。
用語・設定
地区
纏まった一定の地域をさす言葉。約200地区が存在していることになっているが、連盟未加入地区や未承認地区、自称地区などがあるため実際にはもっと多いと思われる。地区の数字は国際番号から。
連盟
前の地区同士のぶつかり合いの後で作られた地区同士の集会。「地区連」とも言う。
BIG5
他の地区には無い特別な権限を与えられた地区。
アメリカ地区、イギリス地区、中国地区、フランス地区、ロシア地区が該当する。Boss(北)曰く、「地区の警察官」とも呼ばれる。
グローバルカードバトル
ギャングスタ内で行われるバトルの手段。
イギリス地区発祥のカードゲームで、元々はイギリス地区内のいざこざを解決するために作られたが、次第に地区同士の争いにおいて使われる最もスタンダードな手段となった。
なおゲームバランスは完全に崩壊しており、バランス調整をしようとすると本末転倒になってしまうため、その場のノリが優先される事になっている。
形式は1対1。カードは何枚出しても構わない。安全でクリーンでグレートなチョーカーを装着し、1セット終わるごとに負けた方に電流が流れる。健康促進と筋肉増強の効果があるらしい。アメリカ地区で購入可能。また、コストは各地区の財布事情(GDP)と連動している。
(地区ごとの特色を反映したカードを作って闘うため「体力99兆になる」「コストが99京たまる」というようなカードが続出し、リアル運動形式になった。)
登場人物
Boss(フェリシアーノ・ヴァルガス)
39地区(通称:イタリア地区)の代表の一人。
コスト2186。
本拠地は元貴族の家を利用したラウンジ。兄弟でイタリア地区を治めており、彼は北の方を仕切っている。
兄の代わりにカードバトルに参戦することとなったため、頑張って兄のフリをしている(が、彼を知る者には正体がバレている)。
Boss(ロヴィーノ・ヴァルガス)
イタリア地区のもう一人の代表者。南の方を仕切っている。
ギャングスタシリーズは、彼がBIG5宛てに送った手紙から物語が始まった。…が、本人はカードバトルには参加せず弟に丸投げしている。
組織名は「Fratelli d’ italia」
Anführer(ルートヴィッヒ)
49地区(通称:ドイツ地区)の代表。
コスト4429。
イタリア代表者の兄の方にいつも絡まれている。
先代Anführer(ギルベルト・バイルシュミット)
ドイツ地区内で混在していた兄弟ギルドを「Bündnis der Treme Hüter」として纏めあげた。
組織名は「Bündnis der Treme Hüter」
家元(本田菊)
81地区(通称:日本地区)の代表。
コスト4231。
ドイツ地区とイタリア地区の代表者よりも年上だという噂がある。ドイツの代表者とのメッセージのやり取りで犬の写真を送っているなど、仲は良い様子。
524話の老大の回想にて先代や家元の幼少期が存在する事や作者のおまけからこの世界線についての考察が巻き起こった。→人生ショック
組織名は「禱納代本陣」
Hero(アルフレッド・F・ジョーンズ)
1地区(通称:アメリカ地区)の代表。
コスト26949。
BIG5地区のひとつでナンバーワンが好き。
パワーこそパワー。8人の中で代表者が1番若い。
組織名は「Rogue Routes Express」
Lord(アーサー・カークランド)
44地区(通称:イギリス地区)の代表者。
コスト3332。
BIG5地区のひとつ。四つのエリアが集まってできた地区。
また、彼はその中でもLordは繁栄を謳歌する華やかな地・44-ENG(イングランド)を仕切っている。
紅茶の時間が大切。
組織名は「The velvet Thorn Brotherhood」
The Thane(スコ君)
伝統と誇りを重んじる地・44-SCT(スコットランド)を仕切っている。みんなの兄貴分。
組織名は「The Highland Fangs」
Ard Rí(のんくん)
荒々しい自然と戦士の地・44-NIR(北アイルランド)を仕切っている。チャラく見えて巧妙。
組織名は「The Ulster Shadows」
Yr Hudol(ウェーくん)
古代の魔法と伝説が息づく地・44-WLSを仕切っている。Lordに対して比較的優しい当主だけど、ちょっと重い。
老大(王耀)
86地区(通称:中国地区)の代表。
コスト17700。
BIG5地区のひとつ。仙人疑惑がある。
組織名は「龍烈幫」
Parrain(フランシス・ボヌフォワ)
33地区(通称:フランス地区)の代表。
コスト3049。
BIG5地区のひとつ。美しさ重視。
組織名は「Les Courtisans du Silence」
Король(イヴァン・ブラギンスキ)
7地区(通称:ロシア地区)の代表。
コスト1862。
BIG5地区のひとつ。小さくて可愛いものが好き。
組織名は「Медвежьи Шрамы」
lgel(バッシュ・ツヴィンクリ)
41地区(通称:スイス地区)の代表。
Prinz(リヒテン)
423地区(通称:リヒテンシュタイン地区)の代表。
行ったことあるやつが少ないのと41地区が怖いのでこの地区の情報は極めて限られているそう。
?(星さん)
65地区(通称:シンガポール地区)の代表。
少ない手札で必ず勝つため、「小さな巨人」といわれている。水属性のカードは苦手。
Owner(マシュー・ウィリアムズ)
1地区・カナダリージョンを仕切っているメイプルウッドマナー ホテル&リゾートのオーナー。
今回のゲームの進行役。
Culegator(モル君)
373地区(通称:モルドバ地区)の代表。ギャングスタでは成長した姿となっており、ファンを驚かせた。→モル君成長ショック
交渉によってはズボンも売ってくれる。不当に高い。
Cierna(バキアくん)
421地区(通称:スロバキア地区)の代表。
かっこいい建物が自慢の自動車産業が栄える、信仰深い地区。
Alchymistka(チェ子さん)
420地区(通称:チェコ地区)の代表。
美しい景色を誇る、自動車産業が盛んで、神より自分を信じる人が多い地区。
De Handelaar(蘭にいさん)
31地区(通称:オランダ地区)の代表。
コスト991。
平坦な地形と運河の多い風景とチューリップ畑や風車で有名な地区。
拠点の17世紀に建てられた商館は倉庫を兼ねていて、観光地にもなっている。
組織名は「De Paarse Handelaar」
Der Maestro(ローデリヒ・エーデルシュタイン)
43地区(通称:オーストリア地区)の代表。
コスト471。
数多の音楽家を輩出し、カフェや舞踏会などの華やかな宮廷文化が息づく音楽の都として有名な地区。
実は代表者も実業家である傍ら、名門音楽学校を出た音楽家。
拠点は18世紀に建てられた荘厳な音楽ホール。中には音楽関係ではない人の出入りや、楽譜が実は暗号ではないのか、といった推測がある。
組織名は「Die Goldene Note」
A királynő(エリザベータ・ヘーデルヴァーリ)
36地区(通称:ハンガリー地区)の代表。
コスト178。
ドナウ川の自然とがっしりとしたゴシック建築が織りなす景色が印象的な温泉で有名な地区。
拠点は政治家やセレブが集まる高級レストラン。地下には秘密のカジノがあると言う噂も…
組織名は「Fekete Rozsa」
управител(勃くん)
359地区(通称:ブルガリア地区)の代表。
コスト89。
東西の文化が入り混じる独特な街並みを持つ、ヨーグルトや薔薇の精油が有名な地区。
先々代の時始めた採掘場や醸造所で裕福だったが、先代の頃から傾き始め、一番酷い時期に当代になったためか、自己評価は低め。
組織名は「Осподарят」
Domnul(ルーさん)
40地区(通称:ルーマニア地区)の代表。
コスト301。
ドラキュラ伝説や魔術が生活に息づくミステリアスな雰囲気の地区。
昔から苦労してきたが、現在は車の部品を生産したり、魔女の派遣など多種多様なビジネスを行なっている。不思議な噂が謎に包まれた代表に付いている。
今まで保留となっていたブルガリア地区と手を組む話だったが、相手側の態度が軟化してきたため、協力関係になった。
El Sol(アントーニョ・ヘルナンデス・カリエド)
34地区(通称:スペイン地区)の代表
色鮮やかな自然に豊富な歴史遺産、ビビッドなビーチが観光客を魅了し続ける太陽に愛された地区。
この地区の組織は財団として柑橘類やオリーブオイル、オーガニック薬品といった物品を販売し、自然に優しいイメージを確立している。
財団オフィスは自然と調和したような外観で評判。代表者も他の地区の者よりも気さくで明るいけど…
太陽を照らしすぎると草は枯れてしまうんだよ…?
組織名は「Fundación De Jardín Verde」
関連イラスト
表記揺れ
↑別作品のタグとして使われているため使用非推奨