この名前は、読者からの「もしキャラクターたちに人間風の名前を付けるとしたら?」という質問に、作者が答えた名前であり、あくまでも「もし」の話なので、漫画本編とは直接は無関係である。
ファンからの呼び名は「マシュー」など。
「誰?」は愛の叫び。
プロフィール
外見
ゆるくウェーブ掛かった金髪に薄い紫色の瞳の、眼鏡をかけた青年。
分け目から“くるくるぴょん”と飛び出たアホ毛が特徴。
顔立ちはアメリカと似ているが、髪型はフランス曰くフランス似らしい。
(あくまでフランスがそう言っているだけのため実際の所はどうか分からない。一応イギリスからも、「髪の毛はフランス譲りなのだろうか…?」と、疑問に思われてはいる。)
アメリカに間違われるのはちょっと嫌なのであの手この手でカナダをアピールしているが、あまり上手くいっていない。
フランスに「髪以外で見分けが付かない」と言われた際には内心かなり怒っていたが、性格が性格のため言い返したりはしなかった。
キャラクター
北米大陸の北部に位置する国。国土面積はロシアに次ぐ世界第2位。
のんびり屋でお人好しのおっとりした性格。
メイプルぐらいしか有名なものが無いことを気にしており、影が薄く、時々姿すら見えなくなる。
いつも一緒にいるのはシロクマのクマ二郎さんで、幼い頃から長く一緒にいるのに名前を正確に覚えておらず、毎回呼び名が変わっている(ちなみにクマ二郎の方は、カナダのことを覚えてないフリをしているだけである)。
イギリス系とフランス系の不仲を気にして移民政策を取った結果、何故かこういうひと達のうちから大量に人がやって来た。
揉め事を嫌う性格だが、隣がとなりなので安心して暮らせるのはいつの日か・・・。
でも、ほんとは色々とやれば出来る子、昔も今もわりと策士。
昔イギリスが二回ほどアメリカとやりあったときはどっちもイギリスの側について戦った忠実なる長女。
アイスクリームが好き。
イギリスに連れられて、アメリカと初めて出会ったのは幼少期。イギリスにはアメリカのことを「お前の兄弟」と紹介されており、出会った時は「き、君 僕と同じ顔だぁ・・・!」と驚いていた。
このアメリカとの関係については、単行本4巻で「昔から兄弟みたいなもん」とも表現されており、実際カナダがアメリカのことを「兄弟」と呼び掛ける場面もある。(これは欧米ではよくある友人への呼びかけであるが、ヘタリアという作品の中ではカナダがアメリカに対して使っているのみである。→ったが、2016.10.10ジャンプラ213話内でアメリカもカナダに対して使用している姿が初確認された)
また外見年齢についても「アメリカのほうが独立は早かったのですが大体同じくらいに描いています。(11/3/31竹林より)」とのことなので、明確に兄弟関係にあるのかどうかはともかく、なんとなくそういう意識は作者にもあるようだ。
そしてヘタリアWorld☆Starsの180話中において一時期、アメリカより成長が遅く、アメリカがどんどん大きくなる中で小さいままであったことが確認された。ただし2016年6月28日の竹林の中でひまさんは「この二国は成長率違うのですが、カナダもアメリカほど急ではないけど普通より早く成長してちゃんとアメリカに身長追いつきます。そしてまたアメリカに似てる似てる言われる」とかいてある。よかったよかった。
アメリカに振り回されがちだが、何だかんだで誰よりもよくアメリカの性格を理解しているようだ。
実の兄弟かどうか長年不明だったが、公式キャラブックでアメリカとは「義理の兄弟」であることが漸く判明した。
そのため顔が似ているのは単なる他人の空似ということになる。
カナダは常々アメリカのように目立ちたいと思っているが、逆にアメリカはカナダのように誰とでもすぐに仲良くなりたいと思っていたりと、実はお互いにコンプレックスを抱いている。
イギリスはカナダの育ての親であり、今も昔も仲は相変わらず良好である。
ただし、たまにアメリカに間違えられたり、誰?扱いされることもある。(飛び出せ!カナダさん回)
最近はキューバとも仲が良い様子。
でも相変わらず覚えてはもらえてない。
彼の家でオリンピックがあった際には、普段とは比べ物にならない程フィーバーした模様。
その後、しばらくは賢者タイムになった。
二次設定
ファンの間では、歴史を踏まえて「フランスがカナダを育てた」という二次設定も存在するが、カナダはアメリカ同様イギリスの元で幼少期を過ごした描写しかされていないため、これはファンによる捏造設定である。
- 1759年のエイブラハム平原の戦いのときには、「絶対カナダをお兄さんの弟にするからね」とフランスが発言している。「弟にする」という発言から、1759年当時及びそれ以前の二人が兄弟や家族という関係ではなかった事がわかる。この後フランスは約30分でイギリスに大敗し、結局カナダを弟にすることは出来なかった。(ちなみにカナダが完全にイギリス領になるのは1763年である。)
- 2016年に出版された「ヘタリア的世界遺産Ⅱ」では『カナダ、フランスのもとで成長』からアメリカと共にイギリスのお世話になったとされているので、カナダがフランスのもとにいた時期もあると思われたが、2017年に出版されたWorld☆Stars4巻のカナダ独立編に登場する幼少期(18世紀以前)のカナダの説明では、「イギリス領になる前はフランスのもとにいた」等の描写や設定は書かれていない上に、フランスとカナダの絡みも一切なく、尚且つカナダ独立編では「カナダ自身を見てくれたのはイギリスが初めてである」という設定も明かされ、「世界遺産Ⅱ」の設定とは矛盾している描写やセリフがいくつもある。
上記の通り作者自身が出した設定では、カナダはフランスのことを家族と認識したことはなく、弟だったときもないという事になっている。
「自分自身をちゃんと見てくれたのはこの人(イギリス)が初めて」というカナダの発言から、フランス含め他の国とはそこまで交流がなかったのではないかと思われる。
(ちなみに、「ヘタリア的世界遺産Ⅱ」が発売された2016年9月は、丁度ジャンプラでカナダ独立編が連載されていた時期である(大体8月~10月)。そのため同じくらいの時期に公式から出された設定であるにもかかわらず、世界遺産Ⅱと作者が描いた本編とでは幼少期のカナダの設定が全く違っているという奇妙なことになっていた。
2017年にWorld☆Stars4巻が出版された際「カナダ独立編」には修正や加筆等がされていなかったため、作者が決めた公式設定はカナダ独立編の方だと言えるだろう。)
関連人物
関連イラスト
関連タグ
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個別タグ
にょ加(メグ・ウィリアムズ オリビア・ケインズ) 黒マシュー(焦がしメイプル) ちびマシュー もちかな
かっこいいマシュー(絶滅危惧種) 存在感のあるマシュー(絶滅危惧種)
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