プロフィール
性別 | 男性 |
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人種 | コーディネイター |
年齢 | 22歳 |
職業 | フリーのMSパイロット |
主な搭乗機 |
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CV | 大塚明夫(PS2ゲーム「GENERATION OF C.E.」より) |
概要
ジェス・リブルとコンビ(護衛)を組んで行動する、フリーのMSパイロット。いつもパリッとしたスーツを着こなしている(しかし、対テスタメント戦ではノースリーブの戦闘服を着用している)。MSを使ったさまざまな依頼を受けるが、その中には戦闘も多く含まれるため、立場としてはかなり傭兵に近い(ただし、金のために依頼を受ける訳では無いので傭兵とも呼べない)。
自分の実力に相当の自信を持つため、戦闘の際も寒冷地に赴くことになってもパイロットスーツを着ることはほとんどない。
MSを「コレクション」(通称、マディガン・コレクション)と称して無数の機体を所有している無類のMSコレクターでもあり、コレクションは専用機としてパーソナルマークが施されている。
詳細は、後述のマディガン・コレクションに記載。
かなりの女好きであり、女性を見つけると決まって声をかける。常にスーツを着ているのもナンパのためのオシャレのようで、劇中で『星屑のキャラバン』に捕らえられた時も、スーツにシワが付かないように気を使っていた。
スーツ姿(画像左)
その一方で子供に対しては親切で、ジェスによれば「保育士か小学校の先生として食っていけるだろう」と称しており、子供扱いされることが嫌いな風花・アジャーからは対等に扱ってくれる人物として非常に好かれている。
但し、セトナ・ウィンタースに対してはあまりにも不明な点が多いためか信用していない。
出自・過去
第一世代コーディネイターとして生まれたが、外見が親の望むようにならなかったらしく、それが理由で捨てられた過去を持つ。実際、頭髪は金色だが眉毛や髭は黒い。染色している可能性もあるが、外見のコーディネイトが親の望んだ形じゃなかったとされているので、生まれつきの可能性は高い。
親に捨てられた彼を拾いあげたのは「サーカス」と呼ばれる組織であり、組織は理不尽な理由で親に捨てられたコーディネイターの子供たちを兵士として育成して派遣するのを生業としていた。テスト(複数対1で勝利すれば、組織を抜けられる)で組織を正式に抜けるため、必死で操縦の腕を磨いていた。
美しい容姿のイライジャを嫌うのも、似たような理由で親に捨てられた過去を持ちつつ、その過去が原因で努力をしない者のことを認めたくなかったからである(実際にはイライジャは強くなる為の努力を惜しまず、現在ではエースパイロットに匹敵する能力を身に付けているのだが)。
後にイライジャの努力とその実力を認めており、最新鋭機のザクファントムをイライジャ専用機とする改修をジャンク屋組合に発注し、専用ウィザード「ブースターウィザード」まで拵えてプレゼントしている。
前述した過去を持つので、自分を必要とするパートナーを求めており、女性に声をかけるのも子供に親切なのも、自分が悲惨な幼少時代を過ごしたからである。
マディガン・コレクション
主なコレクション
連合製・ザフト製を問わず、「コレクション(通称、マディガン・コレクション)」と称する無数の機体を所有している。この無数のコレクションを保管するためだけにスペース・コロニー1基を個人で所有している。
所有する機体は、左胸を中心に十字が描かれているが、それは組織「サーカス」のテストで的になる者の機体につけられる標的マークだったが、テストを乗り越えて組織から抜けることが認められた後はフリーのMS乗りとして活躍し、いつしか標的マークだった十字は自身のパーソナルマークになっていた。
任務の内容に応じて機体を乗り換えているが、1つの装備を多機能を持たせた複合兵装を好み、愛用しているマディガン専用銃はビームと実弾を切り替えでき、ナイフも取り付けられている。乗り換えた機体には常にこの自分専用の銃を携帯させている。
ジェスの戦闘訓練のために専用カスタムのザクファントムに乗った時には、自分専用の銃に加えてシールド/大剣/ガトリング砲を使い分けできるショルダーシールドを装備させていた。
新たな愛機となったテスタメントにも、トリケロス改の銃の片方を自分専用の銃に交換している。
専用のザクファントムに関してだが、C.E.73年当時のザフトでは配備が始まったばかりの最新鋭量産MS群「ニューミレニアムシリーズ」の1機種で、一般兵向けのザクウォーリアのさらに上位機種でエリート兵向けの機体になる事から入手経緯が限りなく疑わしい。後にノクティルーカザクファントムが別個体で登場しており、少なくともザクファントムは2機保有している。
この他にも、その内乗ろうと思ってたと言いプロトアストレイパーツも他人に融通出来るほどストックしており、ディアゴのマーズジャケットの改修のためにパーツの提供を快諾している。
三機しか建造されていないソードカラミティの内、初号機と2号機の二機を保有している。この2機は火事場泥棒したものであり、ジェスから「エドに返せよ」と言われてしまった(返還を求められた場合のみ返すと約束しているが、涙を流している)。
MS以外にも所有している機体としては、制式量産されたスカイグラスパーを保有している。また、テスタメント入手の際に叢雲劾・イライジャ・キールが使用していたミーティアを解体予定と聞きつけ、ついでに手に入れようとしていた。この事から、スカイグラスパーやミーティアなどの「MSの支援機・強化ユニット」もマディガン・コレクションの範囲に入っている。逆に言えば、メビウスやザムザザーなどはコレクションに含まれない。
イルド・ジョラールのプロトセイバーやマーレ・ストロードのデスティニーインパルスがコロニー内で暴れた際に、プロトセイバーのバチルスウィルスでコレクションを動かされてしまい、そのコレクションをデスティニーインパルスが斬り倒すと言うマディガンにとって地獄絵図となっていたが、イルドがジェス側に付いたことでマーレはデスティニーインパルスを放棄して撤退、マーレへ求める弁償は希少な機体のデスティニーインパルスを残したと言う理由でチャラにしている。
『FREEDOM ASTRAY』では、限定的な量産機とはいえデストロイすらもコレクションに加えている。また、ザフトから姿を消したコートニー・ヒエロニムスを探し出してコレクションの修繕や調整などの管理役を依頼、MSに関わる仕事に就きたいものの、MSに乗って戦うことに嫌気が差していたコートニーにとっても嬉しい提案で雇用関係を結んでいる。
コレクション以外の搭乗機
『VS ASTRAY』では、ジェスが取材中に攻撃を受けるようなことも減った事で再び個人での仕事も受けており、ライブラリアンに雇われた際にレーゲンデュエルを受け取っている。マディガンを知る者からは「十字のパーソナルマークはしないのか?」と聞かれるが、マディガンは「(レーゲンデュエルの)所有権はライブラリアンにあり、自分は借りている立場にある」と語っている(ただし、ライブラリアンが崩壊したら機体の所有権を主張してパーソナルマークを塗る旨も語っている)。
関連タグ
機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY 機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY
アナベル・ガトー︰中の人が同じガンダムキャラ。髪を1本に結んだ長髪という特徴が共通しているが、人物像がカイトとは対照的で真逆と言える。