Pちゃん(らんま1/2)
りょうがおよびぴーちゃん
cv:山寺宏一
概要
響良牙が水を被ることで変身する黒豚。
ことの始まりは彼が主人公・乱馬を追って中国に渡るところから。
呪泉郷付近の崖で突進してきたパンダ玄馬をかわそうとしたら、彼を追ってきた早乙女らんまに崖ぎりぎりの地点に蹴り落とされてしまい、地面に手を着いたところで崖が崩れ落ちて一緒に真っ逆さまに落ち、黒豚溺泉にはまってしまう。乱馬はこのときは親子喧嘩の際に良牙だと気付かずに黒豚溺泉に蹴落としてしまったことを、良牙との会話で思い出した。
良牙本人も初めてらんまを見ても初めは自分を呪泉郷に蹴落とした女であることに気付かず、「パンダ(玄馬)を追いかけていた変な女(らんま)に泉に突き落とされた」としか思っていなかったが、お風呂でらんまと会話している最中にパンダ玄馬と遭遇、自分を泉に蹴落とした犯人がらんまであることに気付く。
パンダ玄馬は初めて子豚良牙に遭遇した際、彼をご飯の材料にしようと呪泉郷のガイドのところへ連れて帰り、彼の手料理を食べようとしていたが、人間だと知って諦める。また、料理しようとしていたガイドも正体が黒豚溺泉に落ちた人間だと判って食べられないと認めた。
良牙は変身体質を直したがっている一方で、天道あかねのペットとして愛玩されるのをまんざらでもなく思っている。あかねはPちゃんと良牙が同一人物だと気付いていないが、アニメでは少なくとも呪泉郷に落ちた人物だと気付いている。但し、責任を感じた乱馬はあかねに教えられず「良牙はドジだから落ちた」と誤魔化す。当然ながら、良牙が修行の旅に出たり道に迷うとPちゃんも行方不明になり、いなくなったPちゃんのことを心配するあかねの様子が描かれている。
Pちゃん状態では、パンダ玄馬と呪泉郷のガイド、シャンプーによって料理されかけており、前者二名からは「広東風レバニラ酢豚」、後者からは乱馬への愛妻弁当として「黒子豚の冷泉広東風ブヨソースがけ」といった料理名がつけられている(アニメより)。
彼の秘密を知っているのは、張本人である乱馬、正体を知らないで食べようとしたその父の玄馬、同じく正体を知らないで料理しようとしていた呪泉郷のガイド、よく偶々変身を解いたところを見ていた天道早雲、早速鴨子溺泉に落ちたムース、猫溺泉に落ちたシャンプー、彼女を猫溺泉に落とした張本人であるその曾祖母のコロン(但しコロンは全ての原因は乱馬と発言)の7人で、原作では雲竜あかりを加えた8人、アニメでは蛙仙人と呪泉郷風紀委員を加えた数人であり、呪泉郷に落ちた他の人物とは異なり、その正体を知る人物は限定されている。
余談ながら、アニメで呪泉郷のガイドを演じていたのは、良牙とPちゃんを演じていた山寺宏一氏である。