概要
イベント「雪の花と呪いのチャーム」より登場した、装甲妖精のチルノ。
このチルノの出身世界では妖精の存在は誰からも信じられていないらしく、生きるための霊気と魔力を保つために鎧で身を包んでいるとのこと。
妖精や妖怪・神々の存在が人間に信じられなくなってきた頃、都の吸血鬼が楽園の伝説を信じて東方へ向かい始めていたが、その一方で妖精たちは島国の片田舎に「妖精郷」なる区域を形成して身を寄せ合っていた。
このチルノはその妖精郷に棲む妖精の1人である。
装甲妖精は「装甲」と呼ばれる甲冑のようなものを身につけた妖精たちの総称で、幻想が失われつつある世界への最後の対抗手段とされている。外界と体表を完全に遮断し、装甲の内側の空間を妖精に適した環境として保持する役割を持っている(そのため、装甲は体格よりもかなり大きくなっている)。
「装甲」はそれぞれの妖精が得意とする方法で形成した鎧で、チルノの場合は氷をさらに圧縮して気質的に金属にかなり近いものを形成したらしい。
またこのチルノは溜め込んでいた魔力が具現化したため、体の大きさが(一般的な)博麗霊夢と同程度になったとのこと。
装甲を身に纏った姿をしていて、戦闘中は全く顔が見えないのが特徴。
通常のイラストでは兜を被っており素顔は見えないが、一部の兜が取れた差分ではL1のチルノに似た表情をしていて、赤髪に青いリボンをしている。
汎異記号は「E7」。
プレイアブル化
実装形態 | 超フェス限定 |
---|---|
式 | 式 |
気質 | |
拡散 | 勇猛の剣 |
集中 | 果敢の盾 |
スペカ1 | 勇符『ソードブレイバー』 |
スペカ2 | 勇符『ヴァリアントフォートレス』 |
ラスワ | 『オーダーフォーカーレッジ』 |
テーマ曲
チルノのテーマ曲は、IRON ATTACK!の「Icicle Raving」。新規書き下ろし楽曲の一つで、原曲は「おてんば恋娘の冒険」。アレンジはMaster-Dragon。IRON ATTACK!が得意とする硬派なメタルアレンジである。
余談
気質は『[[>]]』。のこと。
小ネタ
カラーリングは非想天則の2Pカラーのうちの一つ(赤い髪・黒い服)、または新潟例大祭の「幻想郷のおえかき道場」にてZUN氏が塗った時のカラーリング(赤い髪・青いリボン)に酷似している。
赤いショートヘアに青いリボンといった見た目から「赤蛮奇に見える」という声が多い(青と紫は色が近いため「赤蛮奇っぽい」ように見えたのだろう)。
これがチルノとしては初めての高レアリティ帯(超フェス以上)となったが、原作と大きくかけ離れた見た目であったため、界隈では良くも悪くも大きな話題を呼んだ。
プレイヤーからは「アーサー王伝説」に登場する円卓の騎士のランスロットもしくはその子供ガラハッドがモデルではないかと推測されている。
スキル・特性
ショット・スペルカード
ショットの名前は「剣←→ソード」「盾←→フォートレス(要塞)」と、スペルカードの名前に対応している。
剣の英語はそのまま「ソード」で、要塞は都といった大事な場所を守るために建てられた一種の城であるため盾のような役割を持っているとも言える。
スペルカードは東方非想天則のもののアレンジ。勇符「ソードブレイバー」は氷符「ソードフリーザー」、勇符「ヴァリアントフォートレス」は霜符「フロストコラムス」が派生元と思われる。
ソードブレイバーとヴァリアントフォートレスを訳すると「勇敢な剣」「勇敢な要塞」となる。
ラストワード「オーダーフォーカーレッジ」は冷符「瞬間冷凍ビーム」のアレンジ。
CV
ボイス1は[[]]氏、ボイス2は[[]]氏、ボイス3は[[]]氏が担当。
関連タグ
赤蛮奇?