『コミックボンボン』で連載されていた『サイボーグクロちゃん』に登場する、北海道在住の科学者。
読みきりでは人相がかなり悪かったが、本誌連載開始とともに丸くなり、中盤からは完全にいい人になっていた。ただ、ずっとマッドサイエンティストだが。
フルネームは剛万太郎。ちなみに、記事名は、横内なおき本人がつけたタグに則っている(記事イラストも本人)。
学生時代は工学を学ぶ真面目な学生だったのだが、金運に恵まれず、大学と下宿を追い出される。そこで子猫を拾い、「ミーくん」と名づけたその猫の人気と才能で穏やかに暮らしていたが、大学時代の同級生の残虐な行為でその子猫は重症を負い、心血を注いでサイボーグとして復活させる(本人もそのバイオウェポン犬のせいで義手となった)。
さらに、周囲の人間から理解を得られず、住んでいた小屋を拾った子猫ごと焼き討ちにされたことで、社会に絶望し、「あらゆるカベを叩き壊すため」世界征服を決意。ミーくんをリーダーとした「ニャンニャンアーミー」を結成する。
しかし、その過程でクロちゃんを生み出し、何度も邪魔をされる。
そのうち、「世界征服をしても新たなカベを生み出すだけ」と気づき、その後は穏やかに暮らす道を選ぶ。
ただ、彼自身はまともな生活ができないことを自覚しているらしく、ミーくん、コタローとゴミの山の中の小屋で暮らし、コタローをサクラにした商売で収入を得て暮らしている。