夜桜辛三
よざくらしんぞう
概要
人物
夜桜家次男。マッシブな体系だが武器がないと超ヘタレになる少々情けない性格。そのため普段はゴミ箱戦車「3号」に引きこもっており、任務の際にも大量の武器を肌身離さず持っていく。更に優柔不断な面もあり、四怨の分析によると「二つの商品で悩む場合、三十分以上かけて高確率で右を選んだ挙句ほぼ確実に後悔する」とのこと。
ただし家族に対しては大切が故に真摯に向き合おうとする為、時に手厳しい態度を取る一面もあり、嫌五、七悪と二人に唆された太陽の三人が面白半分で自分のデートを覗き見た時には厳しくお仕置きした。
武器のエキスパートであり、太陽に武器の扱いを教えているのも彼である。3号は様々な兵装を備えているため一瞬で敵を殲滅でき、一家の中で彼しか扱えない武器も存在する。更に、彼の手になじむものは何でも武器として扱うことができ、フォークでスナイパーを狙撃するという芸当も見せている。
115話の映画鑑賞回では「爆発のCGや銃撃シーンが現実と違うから」という理由でミリタリー系ではなく「にゃんにゃん物語3〜肉球大作戦!!」を可愛い映画が観たいという姉のニ刃に推薦していた。
白骨島の戦いからは「鬱金(うこん)」という形状不定合金を用いて戦闘を行うことも。
ちなみに単行本11巻の折り返しカバーに鬱金のモデルとなった作者の金属細工が載せられている。
https://x.com/jump_henshubu/status/1479274475690815490
実は武器のみならず兵器にも心惹かれやすく、ICBMを「かっこよかったから」という理由で買ったりしている。(そして当主に「ウチは戦争屋じゃないのよ!」と叱られた)
163話の太陽と六美の結婚記念日にはありったけの火薬を込めた花火を贈り着火しようとして止められた。
開花能力は「破壊」。
5年後
5年後ではとある事情により自身の娘と彼を結婚させようとしていたアレクサンド龍に身柄を抑えられていたため兄弟の中で一番合流が遅かった。
髪型は変わらないが頭に黒いバンダナを付けている。
凶一郎と共に甥のあるふぁが使用する「α時計」を開発しており、あるふぁの暴走時には自分を傷つけるような使用法を咎めている。
技一覧
- 百八鐘(ひゃくはっしょう)
「鬱金」をハンマーのように変形させて攻撃を行う。
- 天羽々斬(あめのはばきり)
「鬱金」をハサミのように変形させ、対象を切断する。
- 隼人の盾
「鬱金」をマントのように変形させ、敵の攻撃をガードする。
- 岩融(いわどおし)
「鬱金」を地面に叩きつける。クロサワに閉じ込められた際の脱出に使用。
- 七弁刑(しちべんけい)
「鬱金」を大量の武器に変化させ、総攻撃を行う。
- 金剛両断
「鬱金」を剣のように変形させ、対象を破壊する。
対クロサワ戦の決め手となった。
モンスターストライクではストライクショットとして採用された。
- 大蛇輪(だいじゃりん)
「鬱金」を長くヘビのように伸ばし、対象を拘束する。
- 雷華(らいか)
大量の重火器から跳弾を計算しながら一斉射撃を行う。
作中では「峰打ち弾」をこの技で使用し銀級試験受験者を一気に3分の2脱落させたりした。
- 新緑ノ風(みどりのかぜ)
自身のスピードとナイフ捌きで一度に複数の相手を制圧する。銀級試験では襲い来る受験者たちを気絶させた。
- 隼人の檻
「鬱金」を変形させ、相手を閉じ込める。
復活した2代目の制圧に使ったが返り討ちにあってしまう。