江戸時代中期に作られた大神犬(おおかみいぬ)と言う犬種で普段は黒い小型犬だが、巨大化して夜桜家に侵入した者を片っ端から始末していく。新幹線よりも速く走り、高いところや水上も平気で走る。普通の犬はおろか人間を遙かに超える寿命を持っており、恐らく100年以上(夜桜家の高祖母の代から)生きている。

人気投票の順位は11位(525票)。

切崎殺香(きりさきあやか)

CV:伊瀬茉莉也

惚れた男にスパイ技術で粘着し、最後は命を奪う尾行と暗殺のプロであり、「男狩り」の二つ名で呼ばれるスパイの少女(ただし本人はこの呼び名を嫌がっている)。あらゆる種類の毒を帯びた無数もの針「地獄針」を武器に持つ。

どこぞのヤンデレクイーンの面影が見えるほどの三拍子(ストーカー・ヤンデレ・サイコパス)を揃えている。

太陽に一目惚れして執拗以上に付け狙うが、ひょんなことから六美にも惚れ込み、重度のバイセクシャルに目覚めた後、夜桜家のメイドとして強引に居座るようになる。

人気投票の順位は12位(281票)。

夜桜百(よざくらもも)

夜桜家の父親。いつも黒い帽子と丸眼鏡を着けている。バラバラに惨殺されたと思われていたが実は生存しており、タンポポと協力し太陽を六美を守れる強い夫にしようと願っている。凶一郎と対立している。甘いものが好きな模様。

人気投票の順位は33位(38票)。

夜桜零(よざくられい)

夜桜家の母親。夜桜家9代目当主。シスコンな凶一郎には非常に手を焼いていたが、子供達に対する愛情は本物。タンポポのメンバーに暗殺された。故人図書館の回で名前が確認されている。

遺体はタンポポの管理で冷凍保存されている。

人気投票の順位は27位(47票)。

夜桜万(よざくらばん)

夜桜家の祖父。伝説の「潜り屋」でどこでも侵入や脱出ができる。普段は裏社会の情報収集の任務で刑務所に常駐しているが、女にモテるためなら裏社会の情報を喋る「歩く情報漏洩」と言われている。しかし凶一郎の鋼蜘蛛をいとも簡単にすり抜けるほどの実力を誇る。

人気投票の順位は13位(243票)。

夜桜京子(よざくらけいこ)

夜桜家の祖母。8代目夜桜当主にして万の妻。高級クラブのオーナーママとして各国首脳をはじめとする様々な分野の著名人・実力者に太いパイプを持つ肝の座った女傑。

人気投票の順位は34位(37票)。

夜桜ひふみ(よざくらひふみ)

太陽と六美の双子の娘。伯父の凶一郎に似てブラコン。

夜桜あるふぁ(よざくらあるふぁ)

太陽と六美の双子の息子。いつも姉のひふみに振り回されている。

夜桜家の先祖達

夜桜つぼみ

夜桜家の初代当主。タンポポの創設者で皮下を不死身にした張本人。血を与えた人間を不死身の怪物にする。つぼみ本人は不死身だが老化はする為どこぞの人造人間のように人間のエネルギーを吸収して生き永らえている。

ニノ前御前

夜桜家の二代目当主でつぼみの一人娘。二刃と瓜二つの外見をしている。生涯、見た目が幼いままで、その不利を克服するために夜桜式柔術「しだれ組手」を生み出した夜桜式柔術の開祖。

訳あって初代当主とは離れて暮らしていたため、つぼみへの思慕がものすごい事になっていた。彼女の家は現在心霊スポットとなっている。実は…？

凶一郎の前では他の当主と共に手も足も出ず倒された。彼らと同じ運命を辿る。

三代目当主(仮)

夜桜家の三代目当主で辛三と瓜二つの女性。筋肉娘。孫の五輪太夫が俺っ娘なのは祖母である彼女の影響と思われる。刀を武器にしている。

四代目当主(仮)

夜桜家の四代目当主で四怨と瓜二つの女性。凶一郎の鋼蜘蛛で頭部を斬られて倒された。

五輪太夫

夜桜家の五代目当主。嫌五と瓜二つの外見をしている。俺っ娘。夜桜製糸場の経営者。「美」というものに対して、その終わりすらも「美の一部」と捉える、筋の通った美学を持っていた。死後、遺体は防腐処理をされ展示されていたがつぼみによって再生される。だが自らの美学から、つぼみの在り方について「醜い」と断言し、二ノ前御前の母への思慕と崇拝を「もってのほか」だと非難。自らの子孫である夜桜家の面々に「お前達の手で黄泉に返して欲しい」と願うも、つぼみの支配によって彼らを攻撃せざるをえなかった。最終的にはつぼみに背き、太陽たちにつぼみの目論見を崩す手段を教えたため、粛清と言う形で吸収された。

六代目当主(仮)

夜桜家の六代目当主の女性。尼で唯一誰にも似ていない。お供にゴリアテを連れていた。実は歴代当主の中で一番登場が早い。

七代目当主(仮)

夜桜家の七代目当主で七悪と瓜二つの女性。目は片方隠れていて不明だがオッドアイだと思われる。

？？？

ネタバレ注意！

ヒナギク

政府直属の諜報機関である公務員スパイの集団。

本作は後述するタンポポと言う判りやすい「悪の組織」が存在する世界観である事、メンバーの中に不動室長をはじめ、夜桜家のメンバーと個人的な因縁を持つ者がいる事から、ポジション的には「味方寄りの第三勢力」と言ったところか。

メンバーの全員が過去にタンポポに浚われ人体改造を受けている。(手にタンポポのタトゥーが入れられている)

不動りん(ふどうりん)

CV:朴璐美

ヒナギクの室長。21歳。右目に眼帯をした大柄な女性。凶一郎と仏山の中学時代の同級生で、その当時から凶一郎とは犬猿の仲。

男勝りかつ豪快な性格で、六美のことは妹のように可愛く思っている。

人気投票の順位は24位(70票)。

蒼翠(あおいすい)

CV:内山昂輝

ヒナギクの班長の一人。常に無表情かつ冷静沈着な性格。左耳に片耳ピアスをしており、刀を武器に持つ。

太陽がとある任務で敵として遭遇した際に後述の犬神とのコンビで一度は太陽を完膚なきまで叩きのめし、「あいつらにだけは負けたくない」と奮起せしめた人物。

人気投票の順位は8位(765票)。

犬神王牙(いぬがみおうが)

CV:濱野大輝

ヒナギクのメンバー。翠と行動を共にしており、聴覚が発達している。近眼で眼鏡をかけているが、よく額に眼鏡を乗せたままにしてしまう天然ボケな性格。鎖を武器に持つ。

人気投票の順位は26位(58票)。

秋風薫(あきかぜカオル)

「ヒナギク」のメンバー。もみじの祖父で、喫茶ヒナギクのマスターでもある好好爺。

秋風もみじ(あきかぜもみじ)

「ヒナギク」のメンバー。薫の孫である少女。

人気投票の順位は30位(40票)。

タンポポ

六美を狙い、太陽の家族や六美の母親を暗殺した組織。メンバーにはタンポポのマークである綿毛の印のタトゥーが彫られている。

皮下真/川下真(かわしたまこと)

表向きの顔は皮下医院院長だが、裏の顔はタンポポのメンバー。太陽の親とは何かしら関係があると仄めかされているが、真相は不明。

ひょうひょうとした態度だが本性は葉桜の実験投与で1万人を犠牲にしたり、実験体を自爆させるなど危険人物である。

人気投票の順位は18位(110票)。

シロ

眼球にタンポポの印のタトゥーを入れている。現在は悪縛刑務所に収監されており囚人達を大量虐殺していた。仏山にコンクリートに叩き付けられ情報を吐けと言われたが黙秘した為トドメを刺されかけたが太陽に止められた。

ノウメン

タンポポのメンバーでダンディーライオンのオーナー。名前の通り能面のような顔が特徴であり、オカマ口調で話す。趣味は料理とヨガ。夜桜家の者にしかない「ソメイニン」を模造した「葉桜」でドーピングし太陽を追い詰めたが、辛三の手助けにより一時撤退をした。

山ちゃん

葉桜部隊の隊長。葉桜の適応率は60%（ノウメンは10%）。犬好き。六美の血で強化された太陽によって倒された。

虹花

全員葉桜の適応率が100％のタンポポの幹部達。

色にちなんだコードネームを持っている。

ハクジャ/白井雪(しらいゆき)

タンポポのメンバーの白髪の女性。耳にGPS付きの太陽のピアスを付けている。タトゥーの位置は額。葉桜の適応率はなんと100％。頭髪は絶縁体で出来ている。10年前に歩くことすらままならない病気(末期がんと思われる)に病んでいる時にタンポポに救われ入隊する。しかし葉桜の負荷に耐えられるのは10年であり、間もなく寿命を迎えてしまうという。太陽と戦いの末寿命を迎えて細胞が破壊され頭髪が抜け落ち死亡した。死体はミズキに回収された。

人気投票の順位は17位(112票)。

アイ

狼のような耳と尻尾を持つ幼女。手足を狼に変形して攻撃する。葉桜の出力効率は310%。(6位)

年相応に無邪気な性格で、ミズキを親(飼い主？)のように慕っている。

かつては毒親の被害者で母親に虐待されていたところをタンポポに保護された(母親はミズキによって骨をも残らず溶殺された)。戦闘中、肉体が葉桜に耐えられなくなり死にかけたところをミズキに命懸けで救われ、ミズキが死んだことで戦意を喪失。

タンポポ壊滅後は夜桜家に引き取られ、太陽や六美を始めとした一家の面々から溺愛されている。

人気投票の順位は9位(634票)。

ミズキ

二本の角と顔につぎはぎのある科学者風の男。タトゥーの位置は左手。毒を精製する能力を持つ。葉桜の出力効率は466％。(3位)七悪により逃がされた実験体を催眠ガスで足止めした。過去に悪政の公害による疫病で妻と娘を亡くし、自分も死にかけていた最中に皮下が現れ、タンポポに入る(公害を起こした元凶の取締役は彼に殺害されたと思われる) 。瀕死のアイを救う為に自分の葉桜を注入して細胞が崩壊し死亡した。

人気投票の順位は25位(62票)。

アイ、チャチャと同じく本名は不明。

アオヌマ/青柳涼(あおやなぎりょう)

イヤーマフとマフラーと半纏を着用している。手から冷却ガスを出し雪を降らしたり相手を凍らせる能力がある。葉桜の出力効率は366％。(5位) いつも着ている半纏はハコ婆の形見。親が蒸発して独り身となった涼は街の路地裏に住み着きホームレスのハコ婆から食べ物を横取りしていた。二度目の冬に猛吹雪でハコ婆は凍死していた。数週間後に皮下に拾われタンポポに入る。嫌五の能力により戦意喪失し離脱する。

人気投票の順位は21位(94票)。

アカイ/赤坂ミキ(あかさかミキ)

露出度の高い衣装の女。オレっ娘。タトゥーの位置はへそ。尖った耳や角がある。全身から火を起こすことができる。葉桜の出力効率は512％。(1位)

3年前皮下が実験体にすべく彼女の家に向かったが彼女の家は快楽放火魔によって全焼していた。皮下は虫の息の彼女を救うため妹と弟の遺体の細胞を彼女に移植した(後に放火魔はアカイに焼殺された)。

二刃との戦いで皮下にドクターストップを掛けられるも忠告を聞かず技を繰り出したが二刃の「しだれ組手東風」で葉桜の火種を全て消され敗北した。

人気投票の順位は28位(45票)。

クロサワ/黒田善正(くろだよしまさ)

CV.無し

全身黒ずくめの男。高速で体を動かせる。無口。全身が黒陰石という未知の液体金属で出来ており物理攻撃はほぼ効かない。葉桜の出力効率は501％。(2位)

元死刑囚で計13人を殺害した容疑で逮捕されるが自分の死や他人の死にも関心を持たない異常な精神性に注目した皮下に裏工作と司法取引で引き取られる。辛三の新兵器「鬱金」で全身を砕かれ敗れた。

人気投票の順位は29位(42票)。

チャチャ

真ん中に継ぎはぎがある異形頭の人物。自力で会話が出来ない為機械で話す。優秀な頭脳の持ち主で、組織のメインコンピュータと直接繋がっている。葉桜の出力効率は398％。(4位)

生まれながら全盲の身で会話はおろか指一本動かすことも出来なかったため幼少期から施設に入れられ、誰一人チャチャの頭脳に気付く事無く何十年も虚無のように生き続けた。その後どこで知ったのか皮下に頭脳を目に付けられタンポポに入る。四怨に頭のケーブルを破壊され敗北。本名は不明(そもそも両親が命名しなかった可能性がある)。虹花で彼だけ人気投票でランク外だった。

高校関係者

六美、太陽、七悪、殺香が生徒として通い、凶一郎が教頭として勤務している高校の関係者。

ただしスパイ協会の関係者(協会員・職員)は別途後述。

堅井律(かたいりつ)

凶一郎が(夜桜家や協会の任務などで)不在である時の代理教頭。女性。

名前の通り、度を越えた生真面目の堅物。以前にいた学校でも、その生真面目さでクビになっているのだが、その時にも自らの非は顧みる事はなく、むしろクビにした前の学校を「レベルの悪い外道な学校だった」と蔑んでいた。

赴任直後、六美の「夜桜の指輪」を没収し、彼女に「白い髪は目立つから染めるように」と指導。この時は六美のみならず学内の生徒全員の私物や装飾品(校則で認められているもの、家庭事情や個人的信教事情により勘案されているものを含む)を全て「世の中には校則(ルール)だけではなく不文律(マナー)というものがある」という大義名分のもと「学業に必要のないもの」「社会性に不要なもの」という様々なこじつけを掲げて没収し、のちのちには所有者に無断で処分・破棄までしようとしていたが、太陽に没収品を全て奪還された上で自らに化けられて各持ち主に返却までされ、訳の分からぬうちに動きを封じられてしまう。

北里りんね(きたざとりんね)

七悪のクラスメートで生物部の部長。

ただの人間には興味が無い強心臓の生物バカ。

愛蛇である大蛇のバジリスクを首に巻いている。

ある意味で無邪気過ぎて罪つくりな天然さんでもあり、七悪の調子が悪そうと見るやおでこコッツンで熱を診ようとした。(そして七悪の純情が大変なことに)

七悪の変異を目の当たりにして、なお動じず、むしろ自らの生物知識で「七悪くんって変態できるんだね」と良いように解釈している。

また太陽を生物部に勧誘した。

「変わり者だけど優しい」とは周囲の弁。

人気投票の順位は30位(40票)。

スパイ協会

星降月夜(ほしふるつきよ)

第112回スパイ試験にて試験官を務めた、男女問わず手を出すというスパイ界きってのプレイボーイ。太陽のファンを自称している。

人気投票の順位は15位(150票)。

道端草助(みちばたそうすけ)

表向きは太陽と六美のクラスメイト。ヘッドバンドとマスクが特徴だが、影が薄い陰キャ。

その影の薄さを活かしたスニーキングミッションや奪還任務を得意としている。

所持ライセンスは(一応)銅級だが、存在感の無さや受ける任務がセコくスパイ技能で物品のすり替え(太陽の荷物や行動範囲に「六美に見つかるように」エロ本を仕込む)や盗撮など、しょーもないイタズラをやらかす常習犯でもある事から「観察処分」として仮ライセンス扱いになっている。

自分を「負け組スパイ」と言い、太陽や他のスパイを「勝ち組スパイ」と呼んで恨んでいる。

とことん卑屈で自虐的であり「自分を愛せないから他者への接し方も歪む」というのを地で行く、ある意味ではかわいそうな男ではあるが、そのくせ承認欲求だけは肥大化しており、そのギャップこそが他のスパイに憎しみを抱く原因。

太陽にしょーもないイタズラを仕掛けては自業自得でヒドい目に遭う(時にハメようとした太陽にすら庇われる)という憎めない悪役にして愛すべきバカ枠という良くも悪くもリビドー真っ只中の暗い青春を謳歌する人間臭い男。

一方で太陽からは「(夜桜家の外にいる)スパイ仲間」として友情を抱かれ、気がつけば彼の知人枠で夜桜屋敷に出入りするようになっている。

ギャルゲーも趣味であるため、二次元女子心が解らない四怨に某神のごとくギャルゲーの攻略指南をした事もある。

人気投票の順位は14位(178票)。

赤青黄(あかあおき)

家族スパイランキング5位に選ばれている三つ子のスパイ。1のマスクをつけている「炎の赤」は放火やテロ工作専門、2のマスクをつけている「水の青」は人体からHDまで全てを斬る専門、3のマスクをつけている「雷(いかずち)の黄」はデータや脳をも改竄し破壊する専門である。アニメのOPで先行登場している。

ニャン吉

四怨隊のハッカー。銀級。アバターは可愛いが実際の姿は強面。金融システムに強い。趣味は猫動画ウーチューバー。

エクストリームまこちゃん

四怨隊のハッカー。銀級。アバターは可愛いが実際の姿は強面。データ破壊が得意。趣味はアイドルのおっかけ。

ケンヂ

中1の少年スパイ。銅級。四怨の仕事仲間。両親(後述)の影響から結構な筋肉質の肉体の持ち主だが、顔は可愛い系の童顔。ケンヂと言う名前は本名ではなくハンドルネーム。ゲーム型ハッキングプログラム「ケダモノの森」を使いこなしている。こう見えて情報収集と解析能力はピカイチ。成長にしたがい「あの」四怨を乙女にしてしまう言動がナチュラルに増えている。

人気投票の順位は20位(98票)。

鉄男・烈子

ケンヂの両親。銀級。筋肉は裏切らないをモットーに活動する超肉体派の脳筋スパイで、2人とも見事に筋骨隆々である。ゲームやコンピューターにとてつもない偏見があり四怨の仕事の手伝いをしていたケンヂを「ゲームで遊んでいる」と決めつけ「教育(しつけ)のため」として監禁した。その際、四怨に対して「せっかく夜桜という名家に生まれながら、その家の名に泥を塗っている恥さらし」と罵倒したため太陽に激怒され(四怨自身はスルーするつもりだったが)結果、太陽と四怨に懲らしめられ認識を改めるに至る。

地獄耳の宇佐(じごくみみのうさ)

スパイデーの記者。銅級。太陽と同じく銀級スパイ昇進の試験に来ており太陽の秘密をあっさり暴いている。第一次の試験官に選ばれた辛三の攻撃を避けており身体能力は高い。三次試験で脱落したが太陽の「覚醒」を撮っており一説によるととある組織に所属するスパイではないかと噂されている。

出雲灰(いずも　かい)

スパイ協会会長。太陽と同じく交通事故で家族を失った過去がある。もとは凶一郎の学生時代の友人。並外れた異能クラスの「観察力」を持つが、凶一郎に出会うまではこの「観察力」は制御ができず「見たくないものまで見えて察してしまう」という苦悩に晒されていた。その事を看破した凶一郎によって業界にスカウトされた過去を持つ。凶一郎の鋼蜘蛛を一瞬で破壊するなど観察力を由来とする戦闘力はトップクラス。

アレクサンド龍(アレクサンドりゅう)

金級スパイの一人で筋骨隆々の巨漢。スパイデーの編集長。同性愛者で辛三の事が好き。また子ども好きでありスパイ協会による年少者の保護育成部門にも関わっている。辛三と一人娘の刀奈を一方的に結婚させようとしている。

修羅(しゅら)

金級スパイの一人で二刃の同期。二刃と対の黒ゴスロリ。｢あしゅらグループ｣CEOで肉体の90%以上が武器のサイボーグ。自分をサイボーグにした両親を殺害しスパイ協会に入り二刃と出会った。

電脳大魔王｢G｣(ギーガ)

金級スパイの一人で体を持たない人工知能のスパイ。四怨を凌ぐハッキング技術を持っており難なくデータを破壊する。どうやって肉体を持たない彼が金級に上がれたかは不明。

コードバグアバター解除

おいお前！俺様の姿を見たな！もしバラしたら殺すぞ！社会的にな！

Drもず

金級スパイの一人でゴーグルにフサフサ頭の少年…と思いきや成人済み。水タバコを愛用しており七悪に縁を切られている。実はある人物との関わりがある。

虎狼(フーラン)

金級スパイの一人で嫌五の師匠。年齢不明の美女で変装術を使いこなす。見た目とは裏腹にかなりの高齢らしく波紋法のような術で老化を抑えているか変装で本来の姿を隠している模様。

秋桜こすもす

金級スパイの一人で常に寝ている女性。最も謎が多い人物。

読者投稿の募集スパイ

読者により投稿された13人のスパイ達。

作戦54で登場し、ランダムスパイ対抗戦に参加したが、幾つかの者達は強盗団や太陽諸とも警察に連行されている。その後もモブスパイらと共に二刃を襲撃しようとして返り討ちに遭っている。

金級

駄菓子屋スパイだがしばばあ

元金級。万引きしようとするときなこ棒を相手に投げつける特技を持つ。スパイ協会相談役。大正~平成にかけて活躍した。若い頃はめっちゃモテた。ランダムスパイ対抗戦の主催者だが太陽は最後まで正体に気付かなかった。

銀級

ドライブスルー係スパイスマイル

笑顔と銃をふりまく特技を持つ。

非常口スパイあゝ非常

ドアの上ならどこでも張りつける特技を持つ。｢コフーッ｣としか話さない。

ガムスパイフーセン

ガムを色々使いこなす特技を持つ。

太陽をガムで道路に張りつけた。アニメ2話に彼女らしきアカウントが登場した。

銅級

ヤモリスパイやもりん

ヤモリのごとく壁や天井を駆け回る特技を持つ。

ラビットスパイラビット

ウサギの被り物を被っている。どんな音も聞き取る特技を持つ。

ヒモスパイヒモ男(マン)

ヒモを使う特技を持つ。太陽をヒモで縛り付けた。

ビビリのフリースパイ死神悪夢(しがみあむ)

身体能力が高く爆弾を使いこなす特技を持つ。余談だが、このキャラクターの作者は10歳である。暗号でラブレターを書いた事がある。

Iカップガトリングガンスパイクレイジーガール

年中ビキニ姿のアメリカン美女。原案では金級。

人気投票の順位は16位(115票)。

何気に読者投稿のスパイの中で一番人気が高い。(他のスパイは票を獲得したもののランク外だった)

モデルはRWBYのヤン・シャオロン。考案者はSAKAMOTODAYSの殺し屋募集でも同じようなキャラクターが採用されている。

ギンジスパイギンジ

柴犬。おならで空を飛ぶ特技を持つ。

棒人間スパイ棒人間

まさかのオリ棒。(なぜこの姿かは企業秘密)　細い体でどこまでも侵入する特技を持つ。

地蔵スパイジゾウ

交渉力とコミュ力で争いを静める特技を持つ。弾丸を跳ね返す硬い身体が特徴。モデルはとあるカレンダーの地蔵と顔文字の｢┃━┏┃｣。余談だが原作者はミタマセキュ霊ティでゴーストマンが採用されている。

とことんかくさないスパイレリゴー

変態。逃げ足が速い特技を持つ。

その他の登場人物

朝野日出(あさのひで)

太陽の父親。製薬会社勤務。

朝野あかり(あさのあかり)

太陽の母親。看護師。

朝野光(あさのひかる)

太陽の弟。

人気投票の順位は40位。(27票)

花輪(はなわ)

人も運ぶ運送サービス「フラワー便」の社長。

園芸用の鋏を武器に扱い、二刃を相手取るほどの実力を持つ。

仏山聖司(ほとけやませいじ)

小泉警察の刑事で、凶一郎の中学校時代の同級生。

右目を負傷しており、非常にけだるそうな人物。法で裁けない者を酷く憎んでいる。

鳩田飛鳥(はとだあすか)

表向きは世界的玩具店にして、その実態は犯罪コンサル会社「ぽぽっぽ本舗」3代目社長を務める青年。常にフェニックスというインコらしき鳥を連れているが、しょっちゅうおちょくられている。

弱冠14歳にして3代目社長に就任し、以後3年で売上を三倍にして「経営の天才」とも呼ばれている。

人気投票の順位は35位。(36票)

黒顔(くろがお)

表向きは奇抜な言動、アフロヘアーにサングラスといった派手なファッションが特徴的な黒百合党の政治家・黒百合義正(くろゆりよしまさ)だが、その正体は元凄腕のスパイ。

人気投票の順位は36位。(31票)

はっぴー

フリーの殺し屋。普段はピエロとして活動している。ハーイ六美ィ…と何処かで聞いたことあるようなセリフを呟き太陽と六美を襲撃する。ゴリアテの突撃であっさり敗北した。

ドルフ&イルカスキー

ポセイドン水族館で飼育されているイルカだが、実は元某国のスパイ。十字の傷があるのがドルフで罰印の傷があるのがイルカスキー。太陽と六美の前で「波文字」を披露した(スパイ時代に習得した遠方の味方に情報を送る技)。好きなタイプはドルフはクチバシの小さい子。イルカスキーは胸ビレの大きい子とシャチ(求婚を迫って殺されかけた)。

アナスタシア

ドルフとイルカスキーと同じ国から亡命したイルカの調教師をしていた元スパイ。出産を機に調教師を退職。現在はたまに水族館に来てドルフ達のイルカショーを観覧している。

黒神ポロ

前作の主人公。読者投稿のスパイ達に紛れていた。

多様性と自制心を学んだ男の子

54話と90話に出てきたショタ。ネット上の変人によってベストペア人気投票にて無事お母さんと共に27位(91票)となり公式に同一人物だと認められた。