「六美に触るな…!」
「大丈夫、私はいなくなったりしないよ」
概要
漫画『夜桜さんちの大作戦』に登場する朝野太陽と夜桜六美のNLカップリング。
幼馴染で第1話にて結婚しており、この作品の根幹とも言えるカップリングである。当然の事ながら公式カップリング。
家族を失い人と関わるのがトラウマになっていた太陽が、本編開始時点で唯一話せた人間が六美であり、六美も太陽が心の支えになっていた。
太陽の「俺なんかで本当に良かったのか?」という問いに対し、六美は「稼業がスパイとかいうめちゃくちゃな家に婿入りして、おまけにいつ死ぬかもわからない嫁もらっちゃって、そんな中でも真っ先に私の事を考えてくれる、そんな奴だって昔から知ってるからこそ太陽だったらいいなってずっと思ってた」と答えている。
夜桜家への婿入り
「私んちスパイなの」
太陽は六美がスパイ一家の娘であること、また多数の兄弟がいたことは第1話まで知らずにいた。
しかし夜桜家長男夜桜凶一郎によって「六美を狙う者」として疑われ命を狙われ、夜桜二刃によって助けられ夜桜家へと運ばれる。
そこで夜桜家がスパイ一家であること、六美がかつて瀕死の重傷を負い、凶一郎が自責の念から六美に異常に執着するようになってしまった事を聞かされる。
「でもまぁあるっちゃあるよ あんたが確実に生きのびる方法」
「あんた達が結婚するのさ」
「あんたが夜桜家に婿入りすれば我が家唯一のルール「家庭内殺人禁止」にのっとり命だけは守られる」
「だめ 太陽とは結婚しない」
「誰よりも家族の痛みを知ってる人に 軽々しく「家族になろう」だなんてそんな残酷なこと 私にはできない…!」
この時太陽は安心したはずなのにモヤモヤを覚えた。
程なくして家に凶一郎が現れ、夜桜兄弟達は全員で凶一郎を妨害するも返り討ちにされてしまう。太陽を隠した六美は太陽に手を出さない事を懇願するも、凶一郎はその代わりに六美を完全に守る為に一生家に軟禁する事を宣言する。
(ごめんね太陽、約束守れないや)
「六美を離せ」
涙を流す六美を見て太陽は決意を固めた。
「姉さんが言ってたお前と俺を守る方法 やらせてくれ」
「俺は大丈夫だ」
「いなくならないって お前が約束してくれたから」
「うん…!」
その言葉に涙を流し六美は夜桜家の指輪を渡すも、掴む寸前に凶一郎の糸により指輪は止められてしまう。しかし太陽は、自分の手が糸に切られながらも指輪を掴みに行った。
なぁ六美
こんなどうしようもない俺を ずっと守ってくれてありがとう
だから だからこれからは
「俺がお前を…守るんだ‼︎」
「よろしくな 凶一郎義兄さん…!」
涙を流してながら抱き合う太陽と六美。これによって太陽は夜桜家への婿入りを果たすのだった。
異常な愛情(太陽側)
その後太陽は六美が夜桜家の10代目当主である事、それゆえあらゆる悪意に晒されている事、そして六美を守る事が家族の使命であることを凶一郎によって知らされる。
太陽は1日六美を暗殺者から守る事に成功するが太陽は自身の力不足を実感する。太陽は強くなる為に夜桜家で暮らす事になるが、トラップまみれの夜桜家で地獄のような日々を送る事になる(※詳しくは第3話を参照)。
しかし太陽はたった3週間にて暗号以外のトラップをクリアできるようになる。……が、それは夜桜七悪の劇薬で動いたり、不眠不休の訓練や体の傷を夜桜嫌五による偽皮により隠す等、自分の体を限界以上に追い込む事による結果だった。
これらはあくまで太陽が無理に頼んだ事であり、七悪達は話を聞いた際に止めている。実際二刃からは自分すら大事にできない奴に誰かを大事にする事はできない、近道せずに忍耐するのも訓練と言われている。
普通なら心の方が限界を迎えるような行為に耐えられたのは六美への愛ゆえであり、流石にこれらの無茶は止められたものの、以降も太陽は六美への愛で強くなっていく事になる。
異常な愛情(六美側)
最初の方は遊園地や水族館でイチャイチャしたりキスに照れたり訳あって混浴に誘ったりするなどまだ一応清楚の範囲内であったが、六美が太陽のグッズをコンプリート要素込みで独自制作していたのが発覚してから彼女のタガは外れていき、5年後には太陽を崇める「たいよーらぶ教」を作ったり、夜明けと共に自作した太陽へのラブダンスを家族から隠れて踊ったりと徐々に愛がイカれていく。というより、卵焼きの砂糖のミリ単位での太陽の反応の違いに気づいており、1話前からイカれていたようだ。
オマケにて太陽にアーンする時恥ずかしがって目を瞑る事をいい事に撮影を隠れてしていた事が判明
更に高校生の太陽の写真を見て「ちょっと幼さがあってグッとくるわね」「学ランも可愛い」「美味しそう」という問題発言をした。
ジャンプフェスにおいて原作者より太陽に発情したセリフ付きの絵が出され、声優にセリフを当てられてしまう。
そして太陽はこの愛情表現に喜んでいる。
ある意味お似合いの二人である。
アニメ版では流石にまだ先の話であり、まだ健全…と思いきや夜桜さんちのミニ作戦さくせん4「頑張れ!辛三先生」にて八重の解説ムービーを録画しており、教祖の片鱗が窺える。
そしてミニ作戦11にて隠れて共犯者約二名と太陽のファンスイーツを食べていた、合言葉は太陽ドキドキマジラブキュンキュンである
関連イラスト
別名・表記ゆれ
関連タグ
ネタバレ注意
170話にて夜桜家の兄弟は皆5年間の修行の為に家を出て、太陽と六美は家に残る事となる。
そして5年後……
「ただいま、お土産買ってきたよ」
「お帰り太陽」
「「お帰りパパ」」
2人はなんと2児の両親となっていた。