「俺みてーな『脇役』は 絶対に映らない」
CV.無し
概要
太陽と六美のクラスメイトにして、スパイ協会に所属する銅級(仮)の自称負け組スパイ。1つもボタンを締めていない制服姿に、ヘッドバンドとマスクが特徴。人気投票の順位は14位(178票)。影が超薄く、その薄さはイジメとかするタイプではないクラスメイトに机に座られたり肘掛けにされたりするほど。また店員には気付かれず、電車では空席と間違えられ、フラれる時はまず名前を聞かれたり(しかもクラスメイトなのに)など散々。しかし、彼も彼で太陽の持っている教科書をエロ本に差し替えたり、筆記音でカンニングしたりと陰湿なことを行っている。更にはスパイ技術を悪用して盗撮もしている始末(六美に発見された時はドン引かれていた)。自らの影の薄い立場からか、太陽のような「主役」としてチヤホヤされている者を酷く恨んでいた。ただし初登場の5巻以降、「スパイ仲間」として太陽との交流が多く、夜桜屋敷にも客人として呼ばれるほど友人関係が進んでいる様子(ただし大抵ろくな目に合わないし残当である)。
そして作戦62、夜桜前線へと向けた四怨の恋愛ゲームの攻略に協力。地雷選択肢を踏む四怨に振り回されながらも、彼女のずぼらな格好に反応してしまう邪念と格闘する様子が描かれた。
また作戦87では四怨のデートコーデ決めに付き合ったり、小説「おるすばん大作戦編」では学園祭でコスプレ大会を立てていたりと、何気に出番が多い。
アニメでは今のところモブでしか出演しておらず原作より扱いが酷い(登場しなかったキャラよりはマシだが)。
自身の影の薄さを利用した「陽炎」は呼吸や拍動など、気配を極限まで抑えることによって誰にも認識できなくなる、すなわち透明化。夜桜家に婿入りしてそこそこの日にちが立つ太陽も瞬間移動したと誤認するほどであり、気が緩まない限り絶対に気付かれないという。
5年後では見る影もなく、22巻ラストでようやく後ろ姿のみ登場。顔出しやセリフもなくただの背景で終わったかに思えたが…
以降、単行本未収録につきネタバレ注意
しばらく出番がなかったが、作戦223で新しい装いになって旦の仕向けた化け物を迎撃すべく登場。なんと帝桜学園で先生をやっていること、そして銀級へと昇格していることが判明。ヘッドバンドの模様が変化し、少し大人びた様子がうかがえる。また生徒と見られる人物からも慕われているようで、あの盗撮をしていた男と同じとは思えないほどに成長した模様。彼の行う授業も夜桜ひふみと夜桜あるふぁに好評であり、太陽との友人関係も健在のようだ。
関連タグ
ショーン・ダッツ⋯透明になる能力、自らを脇役と称すること、モテ願望がある、金髪、掲載誌が同じなどの共通点がある。