狸原(プリキュア)

たぬきはら

『わんだふるぷりきゅあ!』の登場人物の1人。

概要

『わんだふるぷりきゅあ!』の登場人物の1人で、いろはの通う私立湾岸第二中学校2年1組のクラスメイト。

栗色の短髪を坊ちゃん刈りにしている小柄な男子で、一人称は「ボク」。

背丈のほどは、蟹江や羊田とほぼ同じくらい。

女子の狐崎共々、演劇部所属。

ノートに書かれた台本を、ホームルームの時間にさえも読み込んでいる。

部長である狐崎の、後先考えない暴走機関車っぷりに引きずり回される苦労人。

教室の席順は中央の前から三番目。

前に牛込、後ろにユキ、右隣りは狐崎で左隣りがまゆ。

この“左隣りがまゆ”というポジションが災いし、ユキに転入早々「そこ、どいてくれる？」と凄まれ、唖然としていた。

第8話、朝の2-1教室で机に突っ伏していたのが初登場シーン。同話でまゆへの質問攻めにも参加していた（ただし、この時点では台詞はナシ）。

のちの第21話で、実に1クール分の空白を経て名前とCVが判明。「猫屋敷さんの親戚？」というまゆに対する彼の問いによって、なし崩しに“猫屋敷ユキはまゆの従姉妹”だという事になった。

昼食時、狐崎と2人でユキを演劇部に勧誘したが「まゆが入らないならわたしも入らない」と、すげなく断られて滂沱の涙を流す。

さらに第41話冒頭、ユキを諦め切れない狐崎と狸原は、教室のカーテンを閉め切りスポットライトまで担ぎ込み、芝居仕立てで勧誘するが「嫌よ」とあっさり拒絶され、部員一同で大ズッコケ。「次はミュージカルで！」と見当違いの方向に意気込む狸原であった。

名前に「狸」と付いてこそいるが、ずる賢い性格でなければ殊更恰幅が好いわけでもない。

映画の人気ゲームやその開発者とも、特に何の関わりもない。

ましてや『ピー』玉が八畳敷きなんて事あるわけない。

演者のうえだ氏は、第5話ゲストキャラ・えまの母も演じていた。