真なる絶望が世界を闇に染め上げる。
テキスト
アルティメット 9(極3)/赤紫緑白黄青/邪神
<1>Lv3 17000 <3>Lv4 27000 <5>Lv5 37000
フラッシュ《煌臨:邪神&コスト6以上》『お互いのアタックステップ』
自分の[ソウルコア]をゲームから除外することで、対象の自分のアルティメットに手札から重ねる。
【召喚条件:自分のアルティメット1体以上】
Lv3・Lv4・Lv5『このアルティメットの煌臨時』
相手のスピリット/アルティメットのコア3個をボイドに置く。
邪神皇デスピアズに煌臨したとき、さらに、ゲーム中、相手は《封印》できない。
Lv4・Lv5:フラッシュ『このアルティメットのアタック時』
ターンに3回、自分の手札1枚を破棄することで、相手のスピリット/アルティメット1体のコア3個を相手のリザーブに置く。
シンボル:極
概要
煌臨編 第1章:伝説ノ英雄で登場した6色のアルティメット。
アニメ
『ダブルドライブ』に登場。
大牙和巳vs茂上駿太&ヨク・アルバトロサ(50・51話)において、和巳が使用。同作品における実質的なラスボス。
変則バトルゆえ、和巳が2つ目のソウルコアを除外し、邪神皇デスピアズを煌臨元にして《煌臨》。
煌臨時効果で駿太とヨクの《封印》を封じ、コア除去効果によるスピリットの弱体化とイビルフレイムのコンボでブロッカーを排除して追い詰めるが、デルタバリアとサザンクロスフレイムで凌がれる。
次のターン、光魔神と合体し多重シンボル・BP47000となった駿太達の超・十二神皇エグゼシードF及び超・十二神皇ゲイル・フェニックスZのアタックに対し、スクランブルブースターで疲労ブロッカーになるも、和巳が絶甲氷盾の使用を拒否したことで突破され敗北した。
煌臨時の演出は、ソウルコア破壊後、煌臨元の邪神皇デスピアズが再び白い繭のような光に包まれて、邪神皇デスピアズ・ゾークのボディの一部分が出現したときに金色のオーラに変化し、本体が金色のオーラから出現する演出。
煌臨時の口上は「見ろ、これが邪神皇の最終形態、デスピアズ・ゾークだ!」。
アニメでは、最後までカードの詳細は隠されており、公式サイト「バトルスキー先生のおすすめアニメカード紹介 51話」で初めて明かされた。
本カードはアニメシリーズで登場したXXレアで史上5枚目。
BPが不確定である「覇王」の絶対なる幻龍神アマテラス・ドラゴンを除けば、歴代アニメシリーズのラスボスにおいて最大となるBP37000を誇る。
アニメ公式サイトのあらすじでは「邪神皇帝デスピアズ・ゾーグ」と誤植されている。
《煌臨》は次シリーズの新効果。
新シリーズのカード・キーワード能力の先行登場はアニメ『少年突破バシン』での激神皇カタストロフドラゴンの例がある。
余談
カード名の「ゾーク」は、おそらく最初期のテキストアドベンチャーゲームである「Zork」に由来していると思われる。
地下迷宮を探索するこのゲームはプレイヤーが光源を持たずに闇の中に踏み入ると「グルー」と呼ばれる怪物によって貪り食われゲームオーバーとなるため、この怪物と「闇」そのものがゲーム全体を象徴する存在となっている。
このアルティメットも「闇」と密接に関わる存在であるため、そのイメージから命名されているのだろう。
初の《煌臨》を持つアルティメット。
Lv5のBPはこれまでアルティメット・ガイ・アスラのBP35000が最大だったが、このアルティメットの登場によってその記録が塗り替えられた。
なお煌臨編シリーズにおいては、煌臨で高コストスピリットを素早く出せる反面、基本的にデフォルトの最大BPは烈火伝と十二神皇編シリーズよりも抑えられているが、本カードは煌臨持ちスピリットとアルティメットの中でも最大BPが37000と非常に高く、煌臨編シリーズ最大級を誇る。
《煌臨》時にソウルコアを除外するのは、アニメ『ダブルドライブ』における邪神の特徴を意識してデザインしたものか。
収録
煌臨編 第1章:伝説ノ英雄 <XX>