風大左衛門
かぜだいざえもん
複数の漫画作品の登場人物(キャラクター)。
『いなかっぺ大将』の風大左衛門
CV:野沢雅子
とある田舎(原作では青森県)から父の遺言により柔道を極めるため上京してきた少年。一人称は「わし」で語尾は「~だス」という喋り方が特徴。クラシックパンツを愛用している。
『GANTZ』の風大左衛門
あだ名:「いなかっぺ大将」、「きんにくらいだー(仮)」
博多出身の格闘家で、中国武術の八極拳の使い手。幼少期から老けた顔と年齢に合わない筋肉質な体格であった。
無口で口数は少ないが男気に溢れた性格で、喧嘩で最強になるべく日本一の人口を誇る東京へと上京し、自分と互角に渡り合える相手を探していた。池袋の大多数のヤンキー、幾つかの高校の番長、更にはメキシコ人のスーパーライト級世界チャンプをあっさりと倒すなど、身体能力は人間離れしている。
オニ星人以降は、母親の恋人によって虐待死した少年・タケシから彼が想い描いていた理想のヒーロー「きんにくらいだー」と風が偶然酷似していたために慕われ始める。当初は困惑したが、次第に自らを慕ってくれるタケシに親身に接するようになり、同時にタケシを守っていくことが彼が生き残る理由にもなり100点に到達した際にも残留を選択、玄野の頼みで貴重な情報源として西丈一郎を復活させる。最初はタケシを親元に帰そうとしたが、彼の悲惨な家庭環境を知って引き取ることを決めた。
作中での死亡描写は新宿で和泉に射殺された時のみであり、それ以降はガンツの東京チーム参加後は負傷による戦線離脱こそあれど、かっぺ星人編から参加した主要メンバーの中では唯一最終回まで生存した。
作者曰く、モチーフとなったのは格闘ゲーム『バーチャファイター』の「結城晶」とのこと。