概要
1981年に公開されたアメリカの映画。
正式なタイトルは「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」
原題は「Raiders of the Lost Ark」。Raidersは「侵略者たち」を意味する。Arkは一般的には「箱船」を意味するが、今回は「聖櫃」「契約の箱」(ユダヤ教やキリスト教における特別な箱)を指す。
インディ・ジョーンズシリーズの第1作だが、公開当時はタイトルにインディ・ジョーンズの文字は無かった。
後に原題は「Indiana Jones and the Raiders of the Lost Ark」に改められている。
スティーヴン・スピルバーグやジョージ・ルーカス、ジョン・ウィリアムズ、ハリソン・フォードなどそうそうたるメンバーによって描かれた冒険活劇は今なお評価が高い。
あらすじ
時は1936年。
考古学者兼冒険家として活動するインディ・ジョーンズの元に、陸軍から「ナチスドイツがエジプトに眠る聖櫃を発掘しようとしている」という情報が届く。
聖櫃を手に入れた軍隊は無敵になるとされるため、陸軍はこれを阻止せよとインディに依頼する。
インディは聖櫃の情報を知る恩師やその娘、エジプトの友人たちと協力し、ドイツ軍やライバル考古学者との戦いが繰り広げられる。
登場キャラクター
()内は演者。
帽子と鞭がトレードマークの、考古学者兼冒険家。
本名はインディアナだが、気に入っていないためインディと名乗っている。
普段はプリンストン大学で教鞭を執っている。
- マリオン・レイヴンウッド(カレン・アレン)
インディの恩師の娘で、元恋人でもある。
聖櫃を見つけるために必要なアイテムを父から譲り受ける。
- サラー(ジョン・リス=デイヴィス)
インディの友人。
エジプトで発掘作業をしているが、ドイツ軍に徴用されてしまう。
- ルネ・ベロック(ポール・フリーマン)
インディのライバル。
フランスの考古学者で、目的のためには手段を選ばない。
ドイツ軍を嫌っているが、聖櫃入手のため協力している。
本作のラスボスだが、主人公インディに直接倒されることはなかったヴィランである。