概要
スティーブン・スピルバーグ監督、ジョージ・ルーカス製作、ハリソン・フォード主演のアクション映画『インディ・ジョーンズ』シリーズ第5作。ただし本作はスピルバーグはプロデューサーとして関わっており、監督は『LOGAN/ローガン』『フォードvsフェラーリ』のジェームズ・マンゴールド。
シリーズ最終作であり、事前にハリソンから「本作が最後」と明言されていた。
2023年6月に日米同日公開。
本国アメリカでは内容は賛否両論かつ興行成績も不安視されたが、日本では正式邦題『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の「と」表記の批判や新たなタイトルフォントへの不満が一部であったのみで、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』を抜いて首位になるなど好調のスタートを切った。
この要因として、国内でのインディ人気も然ることながらプロモーションが上手かったことや、村井國夫、井上和彦、坂本真綾、大塚明夫、宝亀克寿、中村悠一といった豪華な日本語吹替版のキャストによるものが大きいのではないかと言われている。
※吹き替えの経緯については村井氏の個別記事を参照。
あらすじ
時は1944年。
インディはナチスが略奪した秘宝「ロンギヌスの槍」を、友人の考古学者であるバジルと共に奪還するべく潜入した際に、ナチスの科学者であるフォラーが研究していた、古代ギリシャの発明家アルキメデスが生み出した「運命のダイヤル」の片割れを手に入れる。
それから年月が流れ1969年。
インディは旧友バジルの娘ヘレナから話を持ち掛けられたことをきっかけに、歴史を変える秘宝「運命のダイヤル」のもう片割れを求めて最後にして最大の冒険に挑む。運命のダイヤルは「人間の想像を超える力を持つ」と言われ、インディが生涯をかけて探し求めて来た秘宝だった。インディは冒険の中で、同じく運命のダイヤルを狙うシュミットと名を変えた元ナチスの科学者フォラーと熾烈な争奪戦を繰り広げる。
登場キャラクター
()内は演者 / 吹き替え。
- ヘレナ・ショー(フィービー・ウォーラー=ブリッジ / 坂本真綾)
- テディ(イーサン・イシドール / 木村皐誠)
- バジル・ショー(トビー・ジョーンズ / 佐々木睦)
- サラー(ジョン・リス=デイヴィス / 宝亀克寿)
- レナルド(アントニオ・バンデラス / 大塚明夫)
- マリオン・ジョーンズ(カレン・アレン / 戸田恵子)