サザンカ(ポケモン)

さざんか

『Pokémon LEGENDS アルセウス』の登場人物。

概要

ギンガ団の建築隊隊長を務める女性。

ギンガ団の施設や街の設備の施工管理等の取りまとめや、建築物の設計・デザイン等も行っているらしいことから、恐らく、現代でいうところの建築士のような仕事をしていると思われる。

スタイルの良い美人で、若干荒っぽい口調で話すが性格はさばさばとした姉御肌で義理堅い。

ギャラドスが好きらしく、そのこともあってか本部にその彫像を据える計画を立てていた。しかし、何らかの理由でそれをデンボクに却下された際にはコイキングで妥協し、見事なコイキングの彫像を作り上げるなど、無茶なオーダーにも柔軟に対応できる確かな腕を持つ仕事人である。

ポケモンとの信頼関係が希薄な時代であるにも関わらず、最初からポケモンに優しく接しており、家で起った怪奇現象の正体がかつて助けたピチューであった事を知った際にもきつく咎める事はなかった。

仕事場にはイーブイがおり、物語の途中でブラッキーに進化したが、彼女のポケモンではなく、同じ建築隊で働くソノオ爺さんのポケモンである。

また、絵を描くことが趣味らしく、自宅には彼女が描いたと思われる絵画が置かれている他、終盤では本編で起きた重要な出来事を絵にして後世に残しており、それがファンからある考察を呼ぶことになった。

名前はツバキ科ツバキ属の花サザンカより。

見た目はジョウト地方の四天王・カリンのようにウェーブのかかった髪型が特徴的で後ろ髪を団子にしている。

ファンの間では見た目やブラッキー（あくタイプ）との関係性からカリンの祖先という見方が根強い。また彼女もサザンカ同様にポケモンへの思いやりは深く『つよいポケモンよわいポケモンそんなのひとのかってほんとうにつよいトレーナーならすきなポケモンでかてるようにがんばるべき』という名言を残している。

一方で、押入れにおかしな服とマントがしまわれている点、龍型ポケモンであるギャラドスの関連エピソードがある点などイブキの関係者であることを匂わせる描写もある為、イブキ（およびその従兄であるワタル）とカリンが親戚関係にあるのではないかという説まで浮上している。