ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

馬頭観音の編集履歴

2012-12-26 01:06:55 バージョン

馬頭観音

ばとうかんのん

観音菩薩の変化身のうち、主要な六観音の一。

ヒンドゥー教の維持神ヴィシュヌの化身の一つ「ハヤグリーヴァ」が

仏教に取り込まれた尊格。

観音と結び付けられたのは仏典の漢訳の際のことであり、もう一つの

大乗仏教の伝統であるチベット仏教では、特に観音の一相とはみなされない。

またの名を「馬頭明王」といい、チベット仏教でも明王に対応する

役割を持つ「忿怒尊」の一柱である。このため柔和な面持ちが主である

観音菩薩の変化身のうちで唯一、激しい形相をしている。


専ら密教経典で言及される尊格であるが、酪農家、畜産業者や精肉業者など

動物と関連の深い職種の一般人の間でも広く祀られている。

六道のうち畜生道の生類を救うとされ、競馬場でも事故で死んだを弔うため

馬頭観音像が建てられることが少なくない。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました