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モードレッドの編集履歴

2013-01-02 23:09:12 バージョン

モードレッド

もーどれっと

中世の騎士道物語『アーサー王物語(アーサー王伝説)』に登場する主要登場人物の一人。

表記揺れ: モルドレッド

 円卓の騎士の一人にしてアーサー王の甥、もしくはアーサー王が異父姉モルゴースとの近親相姦でできた不義の子とされる。


マーリンにより「5月1日に生まれた子供が、アーサーの王国を滅ぼすだろう」と予言され、 その結果王国中の5月1日生まれの子供がモルドレッドを含めて集められ、船に乗せて海に流される。 しかし、モルドレッドは奇跡的に助かり、成長して騎士としてアーサー王の前に現れた。

その後は円卓の騎士の一人となり、ペリノア王とオークニー王ロトの一族との争いで、親族にあたるオークニー側につき、ペリノアの息子ラモラックを殺したりした。


ちなみにアーサーがランスロットと敵対するきっかけをつくったのは、モルドレッドとアグラウェインの企みからであった。 王妃グェネヴィアとランスロットの道ならぬ恋をアーサー王にばらし、その密会現場をとりおさえた。それによって、アーサー王は最も信頼し、親友でもあったランスロットを敵に回した戦いを始めなければならなかったのである。


アーサーがランスロットと戦うためにフランスに出兵し、国はモルドレッドを摂政に任命することで任せた。 モルドレッドはアーサーが留守にしているあいだにモルゴースに唆されて邪心をいだき、謀反を起こしたのである。 このときイングランドの豪族、諸侯が殆ど彼に味方した。

またアーサー王の妃であるグェネヴィアを自分の妃に迎えようとしたが、グェネヴィアはそれを拒絶しロンドン塔に籠城したので、モルドレッドは軍を率いてそれを取り囲んだ。

そして祖国の急変を聞いて軍勢を率いて舞い戻ったアーサー王と戦い、ドーヴァーの戦いでは、兄のガウェインを討ち取った。 しかし戦況は次第に押されていった。


最後はカムランの戦いにて奮戦し、刀を杖に休息しているところ、モルドレッドに向かってきたアーサー王と一騎討ちをし、槍で胴体を突き抜かれた。死を覚悟したモルドレッドは渾身の力を振り絞ってアーサー王の額を兜ごと割り、絶命した伝承に遺っている。


  1. Fateシリーズセイバー(Fate/stay night)関連に登場するキャラクター。
  2. 拡散性ミリオンアーサー』に登場するキャラクター。
  3. 英雄戦姫』に登場するキャラクター。

Fateシリーズ

 出生は、異父姉モルゴースがアーサー王を陥れるため、魔術によってその血を引く者として産んだとされている。所謂クローンである。

だがモードレッド自身はアーサー王を尊敬し、それが父であることを誇りに思っており、モルゴースの思惑通りには行動せず、父に認められる立派な騎士であろうとした。

だがいざその出自を明かすとアーサー王はそれを否定し、モードレッドは裏切られた気持ちに陥り、遂にモルゴースに与するようになってしまう。

その後の結末は伝説の通りである。

アーサー王(セイバー)にそっくりの姿をしている男性……という設定だったが、本格的な登場に際して父と同じ女の子に改編された。

ただ女性扱いされると怒るなど、男性であろうとはしているようだ。


モードレッド


関連タグ

Fate


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アーサー王物語 アーサー王伝説 円卓の騎士

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