解説
正確には「凍れる時間(とき)の秘法」だが、振り仮名が無いと読み間違え易いので項目名の表記が多い。
術を掛けられた者は当然動けなくなるが、歳も取らないし、メドローア以外のいかなる攻撃も受け付けなくなる。
ミスト(ミストバーン)のように、他者の肉体に取り憑いて操れる生命体であれば、その凍った状態の体に取り憑き無敵の戦士と化すことも出来る。
なお使えるのは皆既日食の時にのみで、次の皆既日食で自然に解けるが術者に力があれば直後に掛け直すことも可能である。また任意のタイミングで解くことも出来るようだ。
使いこなすのは極めて難しい高度な術である。
用途
作中では大魔王バーンが、自らの肉体から生命力のほとんどを持った体を分離して(残りは老人の姿になる)、それを秘法で凍らせることで限りなく永遠に近い寿命を得るために使用していた。
またアバンもハドラーを次の皆既日食まで封印する目的で使ったことがあるが、前述のように使いこなすのは極めて難しいため、自分も余波で停止してしまった上に術は短期間で解けてしまっている。