プリーズ……ヘルプミー!!
え゛や゛あ゛うん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ぅ゛!!
プレイステーション5版吹き替え:二又一成
概要
塔のラトリア-1 『希望の牢』に現れるNPC。
かつては「小オーラント」と呼ばれ、様々な逸話や武勲を持つ辺境卿だったらしいが、現在は黄衣の翁によって希望の牢2階の独房に捕らわれている。
彼は魂と分離されたソウル体状態となっているうえ、別の独房に入れられた肉体は既に朽ち果ててしまっているが、肉体に妻の形見を遺してきたので、せめて形見=妻の近くで天に召されたいと考えている。
塔のラトリア2 『塔のラトリア上部』をエリア最白状態で訪れると、塔の最上階に登れる通路が解禁される為、そこで独房の鍵を手に入れることが出来る。独房を開けるとプレイヤーに礼を言って「鈍い窮鼠の指輪」をその場に残し、朽ち果てた肉体の下に走ってゆく。
独房を開けて一度エリアを去ると、扉が閉まって指輪が入手できなくなるので注意。
黒ファントム
エリア最黒状態で独房の近くを訪れると、黒ファントム化して襲ってくる。
倒すと燐光のポールをドロップする。
装備
燐光のポール
辺境卿ライデルが空の魔女から奪ったとされる棒状の武器。
攻撃力は低めだが、物理・魔法攻撃属性を同時に備え、持っているとMPを回復する効果がある。
鈍い窮鼠の指輪
ライデルを救出すると貰える指輪。装備中、HPが30%以下に減ると防御力が上昇する。
逆に攻撃力が上がる「鋭い窮鼠の指輪」は、同じ『希望の牢』のバリスタ地帯に落ちている。
余談
自らに残された時間が少ないことを自覚しており、プレイヤーが近づくと助けを求めながら物凄い唸り声を発し、扉をこじ開けようともがき始める。
ただでさえタコ看守や拷問器具、狂気に満ちた演出で脅かされてきたプレイヤー達の中には、その声を聞いて近づかなかった者も多いかもしれない。
ただし、プレイステーション3版のロード画面では結構な美形だったことが分かるほか、会話してみると意外と正気であることがわかる。