概要
ファイアーエムブレム聖魔の光石に登場する槍で双聖器の1つ。エフラム専用。
エイリーク編・エフラム編共通して16章クリア後に片割れの双聖器であるエイリーク専用の武器ジークリンデと共に入手できる。性能面は威力18、命中80、重さ11、魔物に特攻(ダメージ倍率は2倍)、装備すると力+5の補正ありと、作中でも屈指の性能を持つ武器。魔物に特攻だが力+5の補正が入るので人相手でも十分強く、エフラム自身の高い攻撃能力もあって大体の敵キャラを簡単に倒せるように。使用回数は30回と普通の武器並みだが手に入れる時期が物語も終盤に差し掛かるころなので使用回数を気にすることは普通にプレイしていればないだろう(その気になればハマーンで直せるし)。
封印の剣のロイや烈火の剣のヘクトルなどの専用の伝説武器には戦闘時に特別な戦闘モーションが使用されるが、このジークムント(とジークリンデ)にはない。どんなモーションなのかワクワクして使ってみたらいつもと同じモーションでがっかりしたプレイヤーは多い。だがBGMは専用で、ものすごくかっこいいのでこれはこれで評判がいい。
なおこの双聖器の名前は、ドイツ楽劇「ニーベルングの指環・ワルキューレ」に登場する登場人物に由来しているが、こいつらは近親相姦で子を成した双子の兄妹である。エイリークとのペアエンド持ちであることを考えると笑えない話である。
…余談になるが、この双子が生んだ子供は後の英雄ジークフリートで、北欧神話におけるシグルドのことだったりするが、別に関係ない。