概要
ジョジョの奇妙な冒険シリーズの第7部であるスティール・ボール・ランの主人公である。
ネアポリス王国の死刑執行人の家系であるツェペリ家の長男として誕生、24歳。
国家反逆罪で処刑されることになった無実の少年を救うため、国王の恩赦を得るためにレース「SBR」に参加する。
レース中はジョニィ・ジョースターとタッグを組み行動し、ジョニィに回転の技術を教えるなど面倒見のいい性格をしている。
また進路を短縮しようと森や湖を突っ切る大胆さや、テロリストらとの戦闘に置いて臨機応変に戦術を変える繊細さを持ち合わせている。
一方、くまのぬいぐるみを持ち歩いたり、レース中にギャグや歌を思いついてはジョニィに披露するような一面もある。(代表作:420、チーズの歌、七日で一週間)
「ニョホホ」と笑う癖がある。
抜けていそうに見えるが、さり気なく医療技術を持っていて、手術などもできたりする。
また、自分の中に確固たる倫理観を持って行動しており、明確な殺意を持って襲ってくる相手には殺傷も辞さないが、自分の側から殺意を持って他者を攻撃する事は避けていた。
ジャイロ・ツェペリは周囲に呼ばれている名前であり、父親が名付けた本名がある。
これは弟たちすら知らず、知っているのは父親と後のジョニィのみ。
古代ローマ時代のある人物の名前であり、読み方を変えると
名前が「某キャラ」と同じになる。
能力
鉄球
肉体を動かさずに鉄球を回転させ、その振動波によって様々な効果を引き起こさせる技術(エコーで物体の位置を見分ける等)。
ツェペリ一族だけの秘術では無いらしく、同じネアポリス王国内で少なくとも他の二つの家系にも受け継がれている事が劇中で確認できる(使用目的の違いによって効果に差異がある)。
自然界に存在する「黄金長方形」を見て「黄金の回転」を加える事によって真の力を発揮する。
スタンド スキャン
遺体の右目を手に入れたことで発現した能力。鉄球に目が搭載され、精密な操作が可能となる。
ルーシーに右目を渡したため、現在は使用不可。
技術 ボール・ブレイカー
ツェペリ一族が開発した技術をジャイロが復刻させた技。自身だけでなく乗馬の力を加える事で次元の壁をも越える強力な回転エネルギーを生み出すことができる。
その回転エネルギーは他のスタンドと同様に形を持つが、あくまでスタンド能力ではない。人間の技術がもっともスタンドに近づいた姿といわれる。
担当声優
浜田賢二 (VOMIC版)