概要
父親も兄もプロ野球選手という家系で育ち、本人も高校卒業後、2003年にニューヨーク・メッツに入団するが、2006年にメジャー初出場を果たすまでは苦難の道であった。
その後、ワシントン・ナショナルズ、ピッツバーグ・パイレーツ、シカゴ・ホワイトソックスを渡り歩き、2012年に東京ヤクルトスワローズに入団。開幕当初は3番を打っていたが、途中で1番打者に変更になると、前年にメジャーに移籍した青木宣親にも引けを取らないリードオフマンとして活躍。シーズン後半にはこれまで4番打者をつとめていた畠山和洋が怪我で離脱し、畠山に代わる4番打者としてチームを牽引した。
特徴
背中をやや深く曲げて打球する独特のフォームが特徴。
突飛な素行が目立ち、高校時代には不純異性交遊で放校となり、メッツ時代は友人の歌手と共に放送禁止用語満載のCDを発表した他、ベテランから叱責も受け、メッツ退団後にはそのベテラン達に対しての悪口を言って問題になった。また、ヤクルト時代の2012年も審判の暴言などでたびたび退場処分を受けている。
ヤクルトでは、顔が出川哲朗に似ているためか、「てっちゃん」というニックネームで呼ばれているという。出川本人も「ヤクルトファンなので、メチャうれしいです。問題児なところもボクに似ているので、がんばってほしい」と彼にコメントを寄せている。