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Mk23の編集履歴

2013-06-12 16:37:29 バージョン

Mk23

そーこむぴすとる

H&K社の傑作銃。だけどあまりに傑作すぎて需要が無かった。民間型は「MARK 23」だが、軍用モデルの正式名称は「MK23 MOD0」となる。

概要

 元々は

強装.45口径弾薬を使用、サプレッサーも着脱可能、悪条件下に耐えられて主兵装となる拳銃を創れ」というアメリカ特殊作戦軍要求に完璧に応えた銃だった。

その完璧さを今から述べる。


完璧さ

・「3,000発撃っても壊れない(当初は6000発)」という要望に対し、最大で15,122発、最低でも6,027発での無故障連続射撃に成功

・フルメタルジャケット+強装弾である.45ACP+Pを使用できる。

・泥や砂を被る、凍結や油切れといった悪条件下でも正常に作動する。

・約20mの水深の海水に2時間放置しても正常作動。錆の出にくい素材・処理を採用。

・銃口にネジが切ってあり、サプレッサーの装着も簡単。

競技銃に迫る精密性を実現。3万発射撃後も性能を維持。

・可視光/不可視光レーザーサイトやフラッシュライトが内蔵されたLAMの着脱するためのレールをフレームに持ち、トリガーガードにもLAM固定用ネジ穴が存在。(何故かはわからないが、Pixv内ではLAM装着VerのMk23の画像は少ない)

とまぁ、要望以上の結果に応えはした。性能面では


欠点

デカい重い

これだけでも拳銃の世界では大きな欠点となる。

重いと長時間の戦闘では疲れてしまうし、大きすぎると小回りもよく利かない。(重さの分反動軽減の効果がありはするが…)

邪魔になってしまうし、荷物にもなる。悪い事づくしなのである。

ウィルコックス製のLAM(当時は現在の物ほど軽量ではなかった)とサプレッサーも付ければ更に大きく重くなる。


当初は『特殊作戦では拳銃が主兵装になる状況があるだろう』と想定したアメリカ特殊作戦軍だったが、そのような状況になることは無かった

そんな不便な銃の代わりにはM1911やSIG P226等、すでにある銃が使われた。

とにかく、玄人向けの銃である事に間違いはない。

なお、開発に当たって複数社によるトライアルが行われ、参加社の一つであるコルト社が用意した銃はコルトSOCOM(ダブルイーグルベース)とオールアメリカン2000(ユージン・ストーナーとリード・ナイツが設計)だった。


他にも

・高価

 という問題もある。

 一艇で2,000ドルを超え、サウンドサプレッサーやナイロンホルスター、そして高価なLAMまで入れたフルセットとなれば相当な価格となる。

 民間型も同様の値段であり、映画「マーキュリーライジング」等で値段がネタにされたほど。

 初期の規格乱立期のアンダーレールという事もあり、現在の主流である20mmレールとは違う独自規格のため、多く売られているモジュールの装着がそのままでは出来ないという欠点もある。


スペック

要求内容
重量マガジン無しで1.2Kg(M92Fでも1kgも満たない)マガジン無しで1.3kg以内
全長245mm(デザートイーグルレベルである)250mm以内
口径.45口径.45ACP+Pの使用が可能

後継銃

MK23に続く.45ACP弾を使うH&Kの拳銃はUSP45が登場した。

これはドイツ連邦軍特殊部隊でP12として使用されたほか海外でも使用されている。

しかしその後HKピストルでは.45AUTOのものは出なかったが、HK45が最近登場した。

両方ともMK23と比べると軽く普通の大きさで、値段も普通であり、これによりMK23は.45口径の主力製品の座からおろされた。


使用者

若かったあの頃の蛇

同作品に登場する人物は一項目に複数表記する。

スネーク雷電 (メタルギアソリッドシリーズ):Phase2プロトモデルとITI社製LAMを使用

不知火亮 (緋弾のアリア)

レーム (ヨルムンガンド)

・藤田修平 吹石琴美 (シークレットゲームCODE:Revise)

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