概要
四神に加えられることもある麒麟。本シリーズでは敵だったり味方だったり。重要な位置づけのキャラクターになっていることもある。
GB/DS
サガ1・2・3それぞれに登場(サガ3はDSリメイクのみ)。最強ランクのモンスターの一種に位置づけられており、いずれも味方専用になっている。
PS
サガフロンティアに登場。空間を操る術「空術」の資質を持っている唯一の人物。術の心得がある程度無いものは彼に会うことすらできない。資格を持ったものは、リージョン「ドゥヴァン」にいる巫女のもとを尋ねれば会いにいける。専用のリージョン「麒麟の空間」は、お菓子だらけの空間になっており、そこに大勢の子供たちが遊んでいる。孤児などの恵まれない子供たちを引き取って育てているとのこと。
主人公たちは、彼に会うと立体迷路を抜ける試練を言い渡される。空間を操る術を得たければ、自分で空間を把握する力量は必要と言うことなのだろう。
無事に迷路を抜けると協力してくれる。空術の資質を得ている彼を直接パーティに加えるか、資質の必要な術は諦めて残りの術を購入するかの二択となる。前者は術もさることながら、多くの耐性を得ているため局地的な戦闘でそのガード力を遺憾なく発揮する。後者は強力な全体攻撃が資質無く手に入る。プレイヤーの戦術にあわせて決めておけばよいだろう。
- しかしそれに当てはまらない主人公が1人だけいる。その名はブルー。彼はマジックキングダムの指令により「多くの術の資質を集める」ための旅をしている。当然、彼はここを訪れようものなら、空術の資質を狙うだろう。しかし、麒麟しか空術の資質を持っていない理由は、空術の資質は1度に1人しか持てないからである。そこでブルーが考え出したのは、麒麟を始末することであった。当然熾烈なバトルを繰り広げることになる。協力しても強い彼が敵に回って弱いはずも無く、壊滅的な全体攻撃を定期的に繰り出す一方で、自身は光に満ちたフィールドの力を利用してHPを再生していく。無事に彼を倒せれば資質を受け継ぐが、そこには彼が育てていた子供たちが消えていく光景があった。
