この作品は、1998年3月19日にコナミよりPlayStation用として発売されたゲーム(「ジャンル:恋愛シミュレーション」)である。
詳細
このゲームにおいて貴方は東洋人となり、中世ヨーロッパ風の世界観を持つ「ドルファン王国」に傭兵として雇われることになる。貴方の役割は、そこで「雇われる国での最高地位を目指す」こと、それと「身近な女の子たちとの恋愛関係を築く」こと、この二つがこのゲームの目的である。
内容に関して
このゲームはときめきメモリアルの次を見据えてコナミとレッドカンパニーが作成したものであるが、難易度が高めであり、学園生活を基にしたときめきメモリアルとは異なり、ヒロイン及び主人公が不幸な目にあいやすいことが指摘されている。
また、主人公がヒロインに対して酷い言動を行うことも可能(たとえばセクハラや見捨てる行為などができる)である。
また、「傭兵の戦いでは戦争の大局は変更されない」と言う点も人を選ぶ。
このゲームは見た目やタイトルとは異なり、いわゆる「王道の恋愛シミュレーション」ではないため、人を選ぶ点もあり、セールス的には期待はずれであったと推測される。
ゲームをやりこんだ一部の人からは「実は恋愛シミュレーションではなく、恋愛しないシミュレーション、すなわち女の子の誘惑を振り切って最高の地位を目指すゲームなのではないか」と言われている始末であるが、その指摘が大いに的を得ていたことが、2008年稼働のコナミの音ゲー「ポップンミュージック15ADVENTUER」において明らかになった。
本作のサウンドディレクターを務めたのは、ポップンシリーズでサウンドディレクターを勤めてきた村井聖夜氏であり、そのこともあって本作で最高位の称号である「聖騎士」の位を手に入れたときのエンディングで流れる楽曲「MAN FROM FAR EAST」がプレイ可能な楽曲として収録された。
その際に公式の楽曲コメントで原作であるこのゲームについても触れられており、「国の危機を放って女の子とイチャイチャするか」それとも「女の子を諦める代わりに国の危機をすくい英雄となるか」
……すなわち、人生におけるジレンマこそが真のテーマであると語られていた。
登場キャラクター
pixivにおけるタグ
当然、女の子たちのイラストが多い……。訂正、ほぼ登場する女の子のイラストである。
関連項目
コナミ みつめてナイトR レトロゲーム プレイステーション RED レッドカンパニー レッドエンタテイメント