CV:冬馬由美
概要
みつめてナイト
誕生日は1月28日。16歳。血液型はB型。
ドルファン学園高等部の女生徒。スィーズランド出身。
あまり表情を表に出すことがなく、つかみどころのない性格。
基本的に冷淡で素っ気ない対応が多く、なぜか常に手袋を外さない。
みつめてナイトR 大冒険編
寡黙な少女。趣味は旅行、政治談議など。好きなものは勝利、強い人、ことわざ。
味覚に異常があり、主人公がスカウトにやってきた時に「豆乳と消毒用アルコールで代用したミルクロワイヤル」を「暗殺用ドクロマーク入コップ」に入れて出す。
とっつきにくい印象の割に他の女の子との相性は概ね良好で、リンダと唯一上手くやっていけるのも彼女のみである。
主人公の命を狙っているかのような言動も見せるが、本当に主人公を抹殺してしまうルートも存在する。なお、この抹殺ルートは最後の選択で回避することができるが、この場合、ライズとのエンディングが確定となる。
武器はレイピア。強力な剣技と氷魔法を覚える。敵一列を攻撃するつばめ返しが便利。
装備の好みは実用的なもの。
「異国の軍用制服」「鋼の鎧」「見つかりにくい服」など。
「メイド服」や「ドレス」などを嫌い、全ての衣装を集めない限り水着は絶対に装備してくれない。
その割にはヘタな水着よりも露出度の高い「すっきりとした鎧」を着てくれたりもする。
以下、「みつめてナイト」におけるネタバレ注意
本名はライズ・ヴォルフガリオ・サリシュアン。ハイマーおよびサリシュアンの姓は母方のものだとか。
(開始時点では)敵対国であるプロキアに雇われている欧州最強の傭兵騎士団ヴァルファバラハリアンの軍団長の娘であり、ヴァルファバラハリアン八騎将の一人で、「隠密のサリシュアン」の通り名を持つ。ただし隠密と言う立場からヴァルファバラハリアンでも正体を知るものは少なく部下も居ない。
彼女の父であり軍団長でもあるヴォルフガリオは、玉砕必至ながらもドルファン憎しで参戦したこの戦争から愛娘を離脱させるために、あえて安全な敵地ドルファン首都城塞へ潜入を命じた。
常に手袋を外さないのは剣士特有の指の柄傷で正体が露見することを防ぐためである。
なお、コーキルネイファが最年少の八騎将とされているが、実際にはサリシュアンが最年少である。
彼女の告白条件を満たす為には、彼女を含む八騎将との一騎打ち(脱退者のミハエル・ゼールビスも含む。まあ、一騎討ちの時点ではライナノールも脱退(片思い相手のボランキオの敵を討つ=私闘のため)しているのだが)にすべて勝利しなくてはならない。
彼女とヴォルフガリオを除く八騎将との一騎打ちにすべて勝利すると、ゲーム終盤嵐の夜にヴォルフガリオが少数の兵を率いてドルファン城内へ侵入するイベントが発生。(通常時には首都城塞での戦争となり、天運天命が尽きたヴォルフガリオが最期に一騎討ちを求めてくる)
ここでヴォルフガリオの正体がドルファン国王デュラン・ドルファンの双子の兄デュノス・ドルファンであり、顔に火傷を負った為王位継承権を奪われた上に命を狙われ側近のキリング・ミーヒルビス共々国外逃亡を余儀なくされた事(デュノスが鉄仮面で素顔を隠しているのはこのため。首都強襲時には身の証を立てるため素顔を晒している。また、サブヒロインでプリシラのメイドであるプリム・ローズバンクの祖母は王子デュノスづきのメイドであり、展開次第ではプリムは口封じのためピクシス派に始末される(と思われる))、王国への復讐の為にキリングと傭兵騎士団を結成しプロキアに雇われ戦いを挑んだ事(そのため政情で状況が変わってもドルファンに敵対し続けた)、ライズが前述の通りデュノスの娘である事が明らかになる。
なお、プリシラはアナベルが王家存続のため擁立した偽りの王女だと思われるためドルファン王家の正統な血統の最後の一人であり、デート中の立居振舞の随所にも現れている。
主人公が王城前での素顔のデュノスとの一騎打ちに勝利すると(見過ごした場合はデュノスは王城内で衛兵との激戦の末、王の寝室前で力尽きる)、父を守るため主人公の前に立ち塞がるが、デュノスは自身の死をもってヴァルファは消滅するとしてライズに逃げるよう命じ、ドルファン兵に対してはライズは王家の血筋を引くもので手出し罷りならぬと伝えて自害、ライズは捕縛される。
しかし兄の娘であることから王に恩赦され(後述のように養子として迎えようともされ)、父を倒した主人公に対しては父と仲間達の仇を討つ為自らの騎士としての誇りをかけて決闘を申し込む手紙を送ってくる。
通常時よりも1週間余裕ができるので寝てHPを回復しておこう。
ここで決闘を拒否すると彼女は立ち去り告白出来なくなる。
必殺技は『プレシズ・キル』。演出的には時計を出現させ、時間を止めて多数の刺突を打ち込んで時間停止解除後に一挙にダメージを与えるという演出。
一騎打ちに応じて勝利した後、自害を止めないと本当に自害してしまう。ただし、たとえ勝利しても、好感度が必要規定値より低かった場合、思い留まらせても勝手に自害してしまい、それまでの苦労が水の泡になってしまうので注意が必要。
生存させることができれば、後はエンディング前に手紙を出せば告白出来る。
なおデュノスに関する陰謀は有力貴族(厳密には外国人排斥法にも大きくかかわった、王室会議2位(1位は王家なので筆頭)「旧家の両翼」の片翼(もう片方はソフィアの許嫁ジョアンのエリータス家)「怪老」アナベル・ピクシス)が勝手にやったことであり、現ドルファン王自身である双子の弟デュランは兄を誰よりも敬愛していたのでエンディング直前には養女になる誘いも受けたが、あくまでも「父の敵」との理由からこれを断った。
実際、自身の出生地であるスィーズランドに帰ることを主人公に打ち明けている。
物語の濃さから本作における真メインヒロインとの呼び声も高い。