概要
残機とはゲームのプレイヤーがあとどれだけミスをしても許されるかを示す許容回数であり、主にシューティングゲーム(以下:STG)やアクションゲーム(以下:ACT)で使われる単語。
ただし、ゲームオーバーとなる条件が先述のジャンルとは異なるRPG等の他のジャンルで用いられる事はない。
STGは一般的に戦闘機やロボット等の兵器を操作するゲームが多く、
プレイヤーが操作する機体(プレイヤーキャラクター、マイキャラ)を自機と呼んだ事からその残り数(プレイヤーストック)を残機と呼称するようになった。
プレイヤーがミスをしてキャラクターが死亡してしまった場合、残機が残っている限りはゲームを再開する事ができるが、ミスをしたその場で復活できるとは限らず、(特にACT)ステージの最初、または中間地点からやり直しになったり、それまでに獲得したアイテムが失われる等のペナルティを被る場合もある。
また、残機制を採用しているゲームの多くはアイテムの取得や規定のスコアに達する等の条件を満たす事で残機を増やす要素(1UP、エクステンドと呼ばれる)が存在する場合が多い。
残機が全て無くなった状態でミスをするとゲームオーバーとなるが、
残機が0の状態でミスをするとゲームオーバーになるか、あるいは残機が1の状態でミスをするとゲームオーバーになるかは作品によって異なる。
これは現在操作しているキャラクターも残機として含めるかどうかの解釈の違いであり、事前に確認しておく事が望ましい。