リンク先記事名裂界武帝
『戦国BASARA2』からプレイヤーキャラクターとして登場。
声優は置鮎龍太郎。
史実で言われる『小柄で調子のいい切れ者』『猿』『禿げ鼠』といったイメージから一変、
天を衝くような巨体と覇者の風格漂う威風堂々とした佇まいをしている。
全身の衣装をを赤で統一し、
その巨体から繰り出される剛腕での攻撃のみを武器に戦場を制圧する、
典型的なパワーファイターである。
第六天魔王織田信長に蹂躙され弱っていく日の本の現状に憤りを感じ、
元凶たる信長を打倒して日の本をより強固な国家へと昇華させるべく、
天下統一を目指す豊臣軍の大将。
性格は厳格かつ尊大。
自分に従う者には厚いが抵抗するものには一切の容赦をしない、
ある意味強情で極端な性格をしている。
しかしながらその度量とカリスマ性は本物であり、
過去の苦渋や悲哀を背負いながら天下統一へと邁進する姿に、
多くの者たちが惹きつけられた。
親友である軍師・竹中半兵衛に全幅に信頼を寄せており、
豊臣軍を動かしているのは事実上半兵衛であった。
またそのカリスマ性から石田三成から崇拝にも似た忠誠を得ていた。
風来坊・前田慶次とは旧知であるが、ある時期から親交を断っている。
統率された圧倒的な軍事力を武器に瞬く間に天下を制圧し、
ついには天下統一を成し遂げる。
しかし、竹中半兵衛の死を機に有り余る力は迷走を始め海外侵略へと向かっていく。
『戦国BASARA3』のプロローグにおいて、
その暴走していく武力による征服に異を唱えた徳川家康の謀反に遭い、
新たな野望を前にしてこの世を去った。
『戦国BASARA4』では見事に復活武将として再びプレイヤーキャラとして使用する事が可能となった。
アニメでの活躍
もはや人間を超越した体躯で戦場を荒らしまわるようになっており、
挙句OPでは超巨大化して海中から出現。日本列島（本州）を持ち上げるという、
通称「ダイナミック太閤検地」を行い、視聴者の度肝を抜いた。
川中島の闘いで伊達軍、武田軍、上杉軍の前に半兵衛と共に豊臣軍を率いて現われる。
大漁に放たれた無数の矢ですら、豪快に片手を一振りするだけでその拳圧ですべての矢を弾き返して返り討ちにし、しかも剛拳を天に昇るように上げるだけで、曇っていた空の天気を割るように太陽の光を現す豪快な登場を果たす。
そこで伊達政宗と激突をする。
最初は片倉小十郎によって一時中断となり、二度目は3国から奇襲攻めをされても生き延びた伊達軍の前に自ら現われ、刀が1本状態まで弱まった政宗とぶつかり合い、結果的には後一歩の所まで追い詰めるが、政宗をかばう伊達の兵士が、かつて松永久秀に半殺しされた自分をかばった前田慶次と重なり、トドメを刺さずに引いた。
また、長宗我部軍の最新兵器である「富嶽（ふがく）」を長宗我部元親ごと拳で破壊するなど、力にこだわる思いを込めているだけあり、覇王としての超人な強さを誇る。
そして松永久秀に力を貸してもらい(後に迫ってくる伊達軍と長宗我部軍ごと始末する予定らしい)、関東制圧の為に小田原に向かう。
同盟を結んだ毛利軍、そして配下に下した徳川家康率いる部隊に九州の島津軍に攻めさせ、石田三成率いる部隊には上杉軍に攻めさせるなど、一気に豊臣の天下を狙うつもりでいる。
だが小田原城に到着した頃には待ち構えていた伊達政宗率いる伊達軍が存在する。
今度こそ政宗を倒す為に三度目の闘いをする。
圧倒的な力で何度も何度も倒すが、それでも消して倒れずに立ち上がる政宗の底力が理解できずに恐れだす。
そして最後の力を振り絞って攻めて来た政宗に敗れる。
死に際に半兵衛と共に慶次の夢の中で慶次に自分なりの忠告をし、慶次と同じお守りを懐から出して天に上せる様に持ち上げ、自分に持つ資格はなく慶次に持っててもらいたいと願いながら息絶える。
死の直後に、秀吉の死を感じ取った慶次は「大馬鹿やろう」と涙を流しながら口に出す。
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