概要
株式会社アートムーヴが立ち上げた女性向け恋愛アドベンチャーゲーム(乙女ゲーム)を製作するブランド。
一部の作品は厳密には別レーベルの「QuinRose UnderGarden」であるが、制作スタッフは変わらない。
主人公を始め、登場するキャラクターの性格がかなり個性的で癖が強く、一般的な道徳観念から外れ気味なキャラ・世界観の作品が多い(『アラビアンズ・ロスト』の舞台は犯罪大国で、攻略対象が全員悪党。『ハートの国のアリス』シリーズではマフィアのボスやストーカーチックな宰相等々)。
CGの多さとOPムービーのクオリティ、癖のあるシナリオに定評がある(以前は致命的バグも大量にあったが現在は改善されている)が、独特の文体と乙女ゲームらしからぬ主人公の性格からユーザーの好き嫌いが激しく非常に人を選ぶ。その分一度ハマると抜けられない中毒性も。
最近はゲームのシナリオも以前より薄っぺr……マイルドになり、新規ユーザーも取っつきやすくなった。が、その代わりのようにこれでもかというほど際どい描写も増加しており、なんと2013年発売のソフト10本中8本が17歳以上対象のCERO:D(残り2本は15歳以上対象のCERO:C)になっている。購入の際はご注意を。
漫画・小説・ドラマCD展開は多くもキャラグッズは少なかったが、現在はアリスシリーズのコラボスイーツカフェを展開する等結構積極的。
有名シリーズは『フルークハーフェン大陸シリーズ』と『ハートの国のアリスシリーズ』。特に『ハートの国のアリス』は2011年7月30日に劇場版が公開された。
発売タイトル一覧
大陸シリーズ
- 魔法使いとご主人様
- アラビアンズ・ロスト
- アラビアンズ・ダウト
- クリムゾン・エンパイア(※別名のアペンドディスク有り)
アリスシリーズ
- ハートの国のアリス
- クローバーの国のアリス
- ジョーカーの国のアリス
- おもちゃ箱の国のアリス
- ダイヤの国のアリス
- アニバーサリーの国のアリス(※『ハートの国のアリス』ボリュームアップ版)
シンデレラシリーズ
怪談ロマンスシリーズ
※各作品にファンディスク有り
その他
- マザーグースの秘密の館(※男性主人公版のギャルゲー版有り)
- お菓子な島のピーターパン
- グリム・ザ・バウンティハンター
- スクール・ウォーズ(※ファンディスク有り)
- ロミオVSジュリエット
- 大正鬼譚
- 黒雪姫~スノウ・ブラック~