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アクロカントサウルスの編集履歴

2013-08-29 06:49:42 バージョン

アクロカントサウルス

あくろかんとさうるす

白亜紀前期の北米大陸で最大の肉食恐竜である。

概要

1950年にアメリカオクラホマ州で発見され、脊椎の棘突起が非常に長いことから「高い突起の爬虫類」を意味するアクロカントサウルス・アトケンシスと命名された。当初はアロサウルス類特にスピノサウルスに近縁とされたが、1990年代以降にカルカロドントサウルスギガノトサウルスが南半球で発見された事からカルカロドントサウルス類に分類されるようになった。しかし有名な復元骨格のもととなった化石の研究からアロサウルス類に戻すべきとの声もある。

白亜紀前期の北米大陸の生態系のトップに君臨し、集団でブラキオサウルス科の竜脚類を捕食していたとされる。その証拠として、テキサス州グレンローズのパルクシー川では4頭以上のアクロカントサウルスが約20頭のブラキオサウルス類を追跡したとされる足跡化石が発見され、しかも中にはブラキオサウルス類に噛み付いて引きづられたのか片足だけの足跡も確認された。これは大型獣脚類が集団で生きた恐竜を襲っていたとされる有力な証拠となっている。

絶滅の原因は白亜紀前期末期に獲物としていたブラキオサウルス類が絶滅した事とティラノサウルス類やラプトルなどとの生存競争に敗れたからとされるが、詳細は分かっていない。


関連タグ

カルカロドントサウルス アロサウルス ブラキオサウルス

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