概要
タムリエル大陸北東部にあるMorrowind出身のエルフ族で、青黒い肌と赤い瞳を持ち、ダークエルフとも呼ばれる種族。
キャラメイク時にプレイヤーキャラクターの種族として選択することも可能。
英語の綴りは「Dunmer」(Dark Elf)。
エルフらしく知性、魔力共に優れているのは勿論のこと、炎に対する先天的な耐性と優れた肉体的な能力を持っているため、魔術師や魔法戦士としての適性に秀でている。
家族の繋がりや身内感情、祖先や家名をとても大切にする種族で、義理堅く人情深い性格。
反面、外部の者に対しては非常に排他的で人当たりが悪く、攻撃的で捻くれた態度をとることから他種族からは嫌われてしまうことも多い。さらに主な崇拝対象として他種族では魔族として扱われているDaedraを信仰している上に、禁忌の術として嫌われている死霊術にも似た宗教儀式を風習として持っていることも、これに拍車をかけている。
特にノルドとは神話の時代からの仇敵であるため非常に仲が悪く、他のエルフ族や同じく先祖崇拝の風習を持ちながら霊魂に対する価値観が根本的に異なるレッドガードからも良い感情を持たれてはいない。
かつては現人神Vivecに守られMorrowindを支配していたが、TES3にてVivecが消滅してしまいその加護を失う。結果、現人神たちが守っていた首都が崩壊、立て続けに起こったRed Mountainの大噴火によりMorrowindは壊滅状態に陥る。
その挙句、TES4~TES5の間に攻めてきたアルゴニアンによってMorrowindは征服されてしまい、TES5の時代では多くのダンマー達は難民化して各地方に散り散りになって落ち延びたり、solstheim島のような僻地の片隅に追いやられる羽目になってしまっている。
特にSkyrim地方に落ち延びて来た難民のダンマーと、彼らが自分達の土地に入り込んでくることを快く思わない排他的なSkyrimのノルドの間の差別意識や確執は深刻なものとなってきている。