ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

究極!!変態仮面の編集履歴

2013-09-16 12:17:24 バージョン

究極!!変態仮面

きゅうきょくへんたいかめん

週刊少年ジャンプに連載されていたギャグ漫画。作者はあんど慶周

概要

主人公「色丞狂介」は通常は真面目で正義感の強い高校1年生だが、女性もののパンティを顔にかぶることで親から受け継いだ変態の血が覚醒し、変態仮面に変身、もとい脱衣(クロスアウツ)し超人的な能力を得て悪人を成敗していくストーリー。

連載当時より非常に人気・話題のあった作品だったが、PTAなどから猛烈な抗議・批判を受け打ち切りとなってしまった。


このため消化すべきエピソードを盛り込めずメインヒロイン・愛子と狂介が結ばれないなど見方によっては歯切れの悪い最終回を迎えることとなる。(ただし本来回収不可能となったはずの重要な伏線を現状のまま回収させる形でまとめたためであり作者の律儀さが伺える)

このために愛子は終盤までしっかりと出番があったにも関わらずwikiなどで「影が薄い」などと称されてしまっている。(ちなみに二人の関係についても文庫版最終巻において狂介と愛子の別れをきちんと描くことで決着させている。何処までも律儀な作者である。)


色丞家の家族構成は母・魔喜と狂介の二人暮らしで、優秀な刑事であった父・張男は狂介が幼いころに死別している。両親の出会いはSMクラブで、父親が違法営業のガサ入れをしに来たところに居合わせた従業員が母である。ちなみにクラブでの魔喜の仕事はSM嬢、現在もブティック経営を本職としつつ趣味と実益を兼ねて続けている模様。

そしてこの変態の血、連載では母親からのみ受け継がれたように描かれ、第一話において仏壇の張男に魔喜が「私の血が受け継がれていない」と愚痴るシーンがある。もっとも母と息子とのつながりはその2コマ後に愛の鞭(比喩なし)によって証明されるわけだが


しかし父親は確かに正義感が強く優秀な刑事だったわけだが、デート中の映画館ではしゃぎすぎて発砲するような一面もあり、また怪我の痛みや悪人の拷問に耐え抜く精神力を養ったのは妻とのSMプレイという中々アレな人物。(コンビニ版、文庫版にて追加されたエピソードより)

このことからSである母親に対してその鞭を受けて悦んでしまう狂介は、父親から正義感や悪を察知する「刑事のカン」だけでなくM的な部分をも受け継いでしまったと解釈できる。


変態のサラブレットである


そんな狂介が変身する変態仮面が、悪人たちに駆使するのはもちろん単純な股間の押し付けから亀甲縛りなどの「変態奥義」である。変態技ばかり注目されがちだが、すべての能力が増強されているため、元々狂介が拳法部のエースであることもあり普通に戦っても強い。が、あくまでも変態なので決めるときはもちろん変態奥義である。


なお、変態仮面自身は自らが変態的な格好・行動であるという認識があるが、変態だから恥ずかしくないもんもしくは何故ならそのほうがカッコイイからだ!という思考から堂々とアブノーマルスタイルを貫き、悪人たちのみならず、助けようとした人々をも、阿鼻叫喚の渦に叩き込む。


ヒーローが変態であることを除けば極めてまともな勧善懲悪のヒーローものとなっている。

第二話で痴漢に相対したときの

貴様に変態呼ばわりされたくはないが、いかにも変態仮面だ!

というセリフが、この作品のすべてを物語っている。

そして何より、アメコミのスパイダーマンデッドプールを髣髴とさせるデザインは慣れてくるとかっこよくすら見えてくる。


ただ悪人が女性キャラであるなど、変態奥義を使用した場合に描写が生々しくなるような場合は普通に実力行使に出る場合もある。まぁ本編に登場したキャラクターは性別を問わずそのビジュアルに度肝を抜かれるので、「変態的演出」はそういったエピソードでもそれなりにあるのだが。

またこのように、演出には変態描写が生々しい「エロ」の方向にいくことは避ける努力がされている。



例の条例

作風も含めて存在自体が例の条例に直撃しそうな変態仮面だが、実は以前ジャンプSQにてリメイク(「帰ってきた変態仮面」執筆したのは小林尽)された時に、自主規制なのかブルマを被って変身している。

文庫版も最終巻が発売されたので、今後例の条例が施行されなくても彼の新たな活躍が見れるかどうか怪しいところだが、また巧い事抜け穴を見つけると思われる。


何らかの変態的発想で・・・

↓  ↓  ↓


新しいエピソードが無理っぽいなら、新しいメディアで作ればいいじゃない!!

そしてアニメ化すっ飛ばしての実写化である。


まさかの実写映画化

この度、『HK-変態仮面-』のタイトルで実写映画化。

俳優の小栗旬は本作の熱烈なファンを公言しまくっており、かねてから自身のラジオ番組に原作者を招いたり、各方面に映像化を働きかけまくるほどだったが、2013年に彼の熱意にほだされた福田雄一監督によりついに実写化が決定

主演は鈴木亮平を言い出しっぺの小栗が自ら指名。姫野愛子役に清水富美加が参加、小栗も脚本監修で参加。(いいだしっぺが主演しろよと言いたいところだが、実は主演する気満々だったにも関わらず小栗のイメージ崩壊を恐れた事務所に止められてしまった。また、小栗は狂介とビジュアルが違う上、鈴木は初期稿の狂介によく似ている)

2013年4月13日より公開、PG-12。主演の鈴木はこの作品のために体を作り直すほどの気合いの入れようである。



劇場用マナーアップCMも制作され、映画館におけるマナー違反を取り締まるために変態仮面が活躍しているのだが・・・



このような無茶企画にも関わらず、国内外からの注目は予想を超えたレベルとなり、なんと公開1週間足らずにして企画段階の想定興行収入の10倍というヒット作となった。


関連イラスト

センシティブな作品


関連タグ

週刊少年ジャンプ

変態仮面

あんど慶周

それは私のおいなりさんだ

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました