火打羽

ひうちば

革命機ヴァルヴレイヴに登場する霊長兵器。

データ

ジオールスフィアのモジュール77最深部で発見された霊長兵器ヴァルヴレイヴの五号機。

パイロットは犬塚キューマ。

当初は白と青を基調としたカラーリングだったが、キューマがディスプレイに表示されていたニンゲンヤメマスカ?の問いにYESと答え、パイロットとして認証された後は黒と青のカラーリングへ変化した。

なお、当機のOSには、一号機火人のような少女画のナビゲーターの存在が確認されていない。

モジュール77が月へ到達した後にキューマがスポンサー契約を結んだ企業から滋養強壮剤「ビーストハイ」のロゴが提供されており、以降はビーストハイの別名で呼ばれる。

因みにビーストハイのCMには流木乃サキが出演している。

火打羽は汎用性を重視した火人とは対照的に防御性を重視しており、下記の武装にもそれが現れている。

防御時の熱量上昇率は他のヴァルヴレイヴと比較して軽減されており、その特性は拠点防衛に向く他、ヴァルヴレイヴ同士の連携では仲間を護る「盾」となる。

「IMP」は両肩や胸部に装着された増加装甲で、肩部ブロックにはヴァルヴレイヴの構成材質の中でも最高硬度を誇る「クリア・フォッシル」製の大型シールドが装着されている。

装甲表面にミラーレイヴから生成した特殊エネルギー皮膜を全身に定着させることによって、あらゆる防御特性を併せ持つ状態を維持し、その防御力はドルシア軍の宇宙重巡洋艦バァールキートの主砲や要塞攻略用の「超伝導流体加速砲」の直撃にも耐えられるほど高い。

両腕に装着された「ボルト・ファランクス」は12連装式(左右合わせて24連装)のボウガンで、収束・拡散の撃ち分けや遠距離射撃が可能。

弾丸は火人の「ボルク・アーム」同様に硬質残光を利用しており、光弾の着弾後に時間をおいて爆発させるような使い方もできる。

その威力は意外と高く、大型兵器のイデアールを撃破し、バッフェの防御盾「アイゼン・ガイスト」をも突き破ってしまうほど。

火打羽はこれらの装備を駆使する事で、防御性と攻撃性の双方を生かした戦い方が可能となる。