概要
ヨーロッパで発展した民族衣装が元となった衣服を指す。現代では世界的に主流の衣服であるが、中東やアジアでは民族衣装をまだ着ている地域もある。
日本では、明治時代以降徐々に浸透し始め、昭和以降は洋服が普段着の主流となった。平成に入ってからは、和服を普段着として着用する人は少ない。
単に「服」と言えば洋服を指すことが多い。
洋服の仕立てを「洋裁」という。洋服は体に合わせた曲線的な仕立てなので、昔は体格に合わせたオーダーメイドだったが、今はある程度適応できる体格に幅をもたせた既製服が主流。ただし、本当はオーダーメイドの方が着心地がよく、見た目もかっこいい。
欠点は、和服と違って断裁時に布地に無駄が出てしまうこと。また和服のように縫い目をほどいて仕立て直すことはできない。