概要
シベリアン・ハスキーは、犬種の一つ。大型犬に分類される。シベリアからカナダ北極圏にかけてのツンドラ地帯を原産地とする、社会性に富んだ性格の大型犬種。進化系統上の祖先はスピッツのそれと同系とされている。
バランスの取れた体躯、滑らかに伸びた毛皮のイメージをもつ美しい上毛と柔らかい下毛、狼を想わせる精悍な顔貌、人間に対する融和性などから人気を呼び、単なる極寒地での用務犬にとどまることなく北米経由で改良が加えられて全世界に広まり、現在では鑑賞犬あるいはペットとして極地系犬種の中では特に抜きん出た人気を持つ。
暑さに弱く、たっぷりと運動が必要なため日本では少し飼いづらい犬。
この犬種に良く似た、アラスカン・マラミュートとというアメリカ産の犬種がいるが、体格が大きい上に性格もかなり異なる。
余談
この犬種、お江戸を騒がす大泥棒みたいな怖そうな外見をしているが、その実大変なお人好し。
誰にでもフレンドリーに接し、子どもや他のペット・小動物とも仲良くなれるため家族犬としては良いが、そのために番犬としてはまったく向いていない。その愛すべきお馬鹿さ加減はこいつといい勝負である。また帰巣本能に乏しく、脱走して迷子になると中々一人で帰ってこれない。
登場する作品
ホワイトファングや、遊星からの物体Xにもこの犬種が出演している。
また日本でブームになった切っ掛けとして動物のお医者さんをあげる人も多いのではなかろうか。主人犬?チョビでシベリアンハスキーを知った人も多いと思われる。
(ただしチョビは前述の一般的な性格よりもやや大人しい)
関連イラスト
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