CV:川原慶久
概要
ダンボール戦機ウォーズに登場する、神威大門統合学園・中等部2年5組に所属する生徒で、仮想国・ジェノックの第2小隊隊長をつとめている。
体格が良くやや強面でネクタイをしておらず、肩に羽織ったブレザーにシャツの袖を肘まで捲り、左手首に赤と黒の数珠をつけていて、学園から支給されている筈の革靴とは違うスニーカーを履いているなどの特徴がある。
見た目とは裏腹に多くを語らず、落ち着いた性格。小隊長としての統率力、LBXプレイヤーとしての実力は申し分なく、それゆえ隊員からの信頼も厚い。
磯谷財閥の御曹司で、常に横には執事の綾部連次郎が付き従っていた。
(綾部からは「若旦那様」と呼ばれていた)
使用機体はDCエリアル。
脚部がパンツァー(キャタピラ)タイプでありながら二足タイプのLBXをスピードで追いつめるなど、なかなかの操作技術を誇る。
出雲ハルキがオーヴェインから後継機のトライヴァインに機体を変えた際に、使用機体をオーヴェインへと変更した。
財閥の御曹司という環境と「裕福で何不自由なく育った」という先入観からか、風陣カイトに目の仇にされている。
『タンデムの港攻略作戦』では星原ヒカルの様子を気にかけて『お前は自分の役割を果たせばいい』と声をかけ、ヒカルの心を成長させるキッカケとなる。
その後も隊長として第2小隊、及びジェノックを支えていた人物であったが、30話にて執事・綾部がゲンドウ自身の生前より、国際テロ組織であるワールドセイバーの一員であったことを知り、彼の姿を校内中必死で探し回ったが見つからず、屋上で再会した綾部と別れる。生まれた時から、自らの執事役として磯谷家に潜入してきた綾部に対して、ゲンドウ自身もすっかり落胆していた。