概要
くずしろ氏による四コマ漫画。2012年1月号より連載中。最初の2回は1話ずつであったが、それ以降は2話ずつ掲載されている。
犬っぽいが猫派である主人公の犬神八千代と、猫っぽいが犬派である猫山鈴を中心としたラブコメディである。登場人物は動物の名前が名字に含まれる事が多く、本来の動物と対応した要素を持つ場合も多い。
登場人物
犬神 八千代(いぬがみ やちよ)
犬っぽいが猫派。茶髪。本人曰くドMであり変態。犬のように人懐っこく、友人は多い。
感情を抑えるということを知らず、基本的にハイテンション。
そのため周辺の人間に頻繁にツッコまれている。
猫山とはクラスが違うが運命的な出会いを果たして以降は入り浸るようになった。
名前の由来は「ハチ」。
猫山 鈴(ねこやま すず)
猫っぽいが犬派。クセっ毛の黒髪。普段は静か・・・というよりも気まま。
その気ままさ、猫舌、魚好き、マタタビ(茶)で酔う等と体質や性格は猫に近い。
出会って以来犬神に好意を持っており、妄想をこじらせては一人悶々としている。
犬神と異なり恥ずかしがり屋で初心であるため、迫られては直ぐに照れてしまう。
小柄であり貧乳。本人も気にしているようで頻繁に牛乳を飲んでいる。
姉がいる。
名前の由来は猫の首輪の鈴。
柊木 秋(ひいらぎ あき)
ツッコミ。黒髪ロング。クールでツッコミの内容は割と毒舌。
比較的常識人であり、フリーダムな犬神に日々振り回されている苦労人。
作品に動物っぽい人間が多々出てくるが当人は「動物は嫌い」とのこと。
また唯一名前に動物の名を冠していないが、犬神曰く「猫っぽい」とのこと。そのためかマタタビで酔う。
ツッコミ役というポジションであるためか、百合要素はほぼ皆無。
杜松 美希音(ねず みきね)
犬神のクラスメイト。猫山と同じく小柄であり、あまり口数は多くない。
そのためか犬神のストライクゾーンに入ってしまい、それが出会いのきっかけとなった。
物静かだが犬神に似て変態的思考の持ち主でもある。
学校、プライベート共に後述する幼馴染みの牛若雪路と一緒に行動することが多い。
オタク的な趣味を持っており、犬や猫を「趣味で」美少女に擬人化したり
カラオケでアニソンを歌ったりしている。
本能のままに下ネタに走る犬神とは対し、杜松の下ネタはやや性的なところがある。
というか牛若と実際にそういうことをやってるようなことを匂わせる描写がいくつかある。
名前の由来は「ネズミ」+「某国のネズミ」
牛若雪路(うしわか ゆきじ)
杜松美希音の幼馴染みであり上級生。生物部の部長でもある。犬神を超える程の天然と巨大な胸の持ち主である。
高校生とは思えない程の色気を持っており、キャラ紹介では「人妻」とまで言われている。
いわゆる「誘ってる」的セリフを平然と言い放ち、かの犬神でさえもおののけさせている。
描写を見る限りでは天然で言っている部分とわざと言っている部分があるようにも見える。
名前の由来は雪印。
猿飛 空(さるとび そら)
犬神のクラスの委員長であり眼鏡っ子。
真面目な性格のため犬神のことを快く思っておらず、初登場では正面から「嫌い」と言ってのけた。
しかし、犬神の懸命なアプローチの結果少し評価を改めたようだ。
バナナが好物だったり、口喧嘩の際はキーキー声を上げたりと猿らしい部分も見受けられる。
後述する鳥飼とは長い付き合いのようで、頻繁に家に通っては世話を焼いている。
お手製の千羽鶴がいくつも送っているあたり内心では本気で心配しているのだろう。
鳥飼 ひばり(とりかい ひばり)
猫山のクラスメイト。大き目の制服を着ており、袖を大量に余らせている。
病弱であり長期間入院していて不登校だった薄幸な雰囲気の女の子。
そのためか猫山、秋との初対面時は一瞬であるが幽霊と勘違いされた。
反面性格はいたって朗らか、また自身の病弱さをネタにボケることが多い。
ただ彼女自身が言うと重く、秋や猿飛もツッコむにツッコめないことがほとんど。
猿飛とは幼馴染みの様子であり、度々世話を焼かれている。