概要
日本語吹替え:津田健次郎
UBISOFTの潜入アクションゲーム『アサシンクリード』シリーズのナンバリングタイトル第4弾、『アサシンクリード4 ブラックフラッグ』の主人公。
アサシンクリード3の主人公コナー・ケンウェイの祖父にあたる人物で、後世では伝説的な大海賊として名を馳せている。
内容は、一般向け・腐向けに関わらず全て含まれるが、腐向け作品には「腐向け」タグを付けることが強く推奨される。
人物
1693年生まれ。
ウェールズの農場主の家の出身で、イングランド人の父とウェールズ人の母を持つ。
退屈な農場暮らしに飽き飽きして街で刺激を探す日々を過ごすうちに地元の名士の娘キャロラインと恋に落ち、18歳で彼女と駆け落ち同然に結婚。
そしてキャロラインと共に優雅な生活を送るための富と名声を得るという野心を胸に、安定した農場暮らしを捨てて私掠船乗りに転身するが、彼女から理解を得ることができず、別居状態に。その後は当時海賊の巣窟であったナッソーを拠点として、私掠行為に明け暮れる日々を送っていた。
そして1715年のある日、エドワード達が襲撃した船にアサシン教団を裏切りテンプル騎士団へ寝返ったアサシンダンカン・ウォルポールが乗り込んでいたことから、彼はテンプル騎士団とアサシン教団の抗争へと巻き込まれていくことになる。
性格は海賊らしく粗野かつ粗暴でとても口が悪いが、非常に頭脳明晰で基本的には明るく社交的。
海賊としての経験からなかなか心から人を信用しないが、一度信頼関係を構築すれば、必ず守ろうとする仲間思いな一面もある。
大きなカリスマ性も持ち合わせているが、無鉄砲で命知らずな人間でもあり、さらにはっきりとものを言い、自分の直感を信じて決断するため、周囲とぶつかることも。
女好きで女性の扱いにも長けてはいるが、心から愛しているのは妻であるキャロラインただ一人であり、富と名声を得ていっぱしの男となってから彼女を迎えに行くことを常に夢見ていた。
大酒呑み。
戦いの際は二振りの剣による二刀流と四丁のピストル、様々な効果を持つ矢を撃てる吹き矢を使って容赦なく次々と敵を屠る。
アサシン教団に本格的に与するようになってからも当初はアサシン達の信条を小馬鹿にして自身の野心のためにのみ動いていたが、戦いの中で仲間や友人達を喪っていったことで、やがて心境に大きな変化が訪れるようになり、一人のアサシンとして揺るぎなき信念を身につけていく。
歴代のアサシン達の中でも極めて珍しく、一切アサシンとしての専門の修行を受けること無く実戦の中でアサシンとなっていった稀有な人物。運動能力やパルクールの技術自体は私掠船乗り時代に身につけていたようで、『タカの目』の能力の方は生まれつき持っていたらしい。
吹き矢やロープダート等の武器も初めて扱いながらも使いこなせていることから戦闘に関しては天才的なセンスを持っていると思われる。
劇中での活躍(ネタバレ注意)
Assassin's Creed Ⅳ BLACK FLAG(アサシンクリード4)
1715年。私掠船乗りとしてある船を襲撃した際、エドワードは嵐に巻き込まれ、船に乗っていた裏切り者のアサシン、ダンカン・ウォルポールと共にボナビスタ岬へと流れつく。成り行きからダンカンを殺害してしまったエドワードは彼がテンプル騎士団から密命を受けていたことを知り、彼に成り代わってハバナに向かい密命の報酬を受け取ることを画策するが、実際に与えられた報酬は微々たるものであった。
騎士団とアサシン教団が共に『観測所』と『賢者』と呼ばれる存在を追って抗争を繰り広げていることを知ったエドワードは、今度は『観測所』を先に奪取してしまおうと考えるが、手がかりを探り始めたところで正体がばれて追われる身となってしまう。
逃亡したエドワードは道中で仲間となった逃亡奴隷アドヴェールや海賊稼業の師でもある黒髭エドワード・サッチ、ジェームズ・キッドら海賊仲間たちと合流し、自らの船ジャックドー号を駆って、『観測所』の謎を追いながら本格的に海賊活動を開始。
改めて秘宝を巡る争奪戦と、海賊の殲滅を目論むヨーロッパ列強との自由を守るための戦いへと乗り出していく…。